1976-09-29 第78回国会 参議院 本会議 第6号
三木退陣を迫った十五閣僚のうち、お二人だけが再び重要閣僚として留任されたのでありますが、政府の当面する課題はまことに重要であり、閣内不統一による政治空白は、これを国民が許しますまい。この際、三木退陣の旗をおろして入閣されたのかどうか、政治家のモラルの問題でもありますので、明確な御所見をお聞かせ願います。
三木退陣を迫った十五閣僚のうち、お二人だけが再び重要閣僚として留任されたのでありますが、政府の当面する課題はまことに重要であり、閣内不統一による政治空白は、これを国民が許しますまい。この際、三木退陣の旗をおろして入閣されたのかどうか、政治家のモラルの問題でもありますので、明確な御所見をお聞かせ願います。
○黒柳明君 結果として、そうすると三木退陣ということになれば、その原因が自民党内の総裁、党員の間にせよ、やっぱり閣員の一人として、なかんずく副総理としては相当重大な責任を感ずると、こういうことのいまの御意見と受け取っていいですか。
最近は、新聞を見ましても、自民党の内部における政争がますます激化しているという状況が伝えられ、三木退陣をめぐるいろいろな動きも大きく伝えられておる。こういったような政争劇というものは、ロッキードのもみ消しなり、灰色高官隠しにつながるのではないかという批判を私どもは持っているわけです。こういう中で三木総理は長崎で記者会見をして、真相解明に全力を挙げると。
これは粛党のため同憂の士、とりわけ福田副総理と話し合うことが大切であると、そしてまた、虚心に話し合うことが大切であるとお述べになりましたことは、これはマスコミの報ずるように、三木退陣に向けて臨時国会前に布石を打ったものだというように理解してよろしいのでしょうか。その点をまずお伺いしたいと思います。
○寺田熊雄君 そうしますと、これはマスコミの方で三木退陣の布石を臨時国会前に打ったものであるという、そういう解釈の仕方は間違っているというふうに思われるんでしょうか、そう思われても仕方がないと思われるんでしょうか、どちらですか。
○寺田熊雄君 端的にお尋ねするんですが、ガードをかたくして、大臣、お答えにならないんだけれども、そう用心深くおっしゃらぬで、そういういまの三木退陣に向けた布石だと理解することは当たっていると思われますか、どうですか、それだけ簡単にお答えいただきたいんです。
これは総選挙の前でありますし、経済が若干上向いてきたというものの、いま政治が抱えている問題というのは非常に大きいわけでございますので、その意味からいって、サンフアン会議前には蔵相はみそぎ論を唱えられ、三木退陣の一つの柱だったわけでありますけれども、こういった新聞報道を読んでみますと、話し合いをもう少しする、しかし三木退陣ということは、いまだそのこと自体は変わっていないんだというふうに報じているわけなんですが
そこで、もう一問だけ端的にお伺いしておきますけれども、いまの全般のことは、いま御答弁になったことはわかりましたが、しからば、意思の疎通がある程度できていけば、これは三木退陣を大平大蔵大臣としては別に要求しなくてもいいということなのか。それとも、サンフアン会議に行かれる前にみそぎ論を言われ、三木退陣を求められた大平さんは、具体的に椎名副総裁に会ったりそのほかいろいろな行動をされていたわけですわな。
観点を変えますが、いずれにしても今日の三木退陣工作と言われるものがロッキード隠しだという批判が国民の一部にはありますが、この点について何か見解ございますか。
三木総理はロッキード事件に対して最も新しい進展状況を知らされておると、そして同総理はその情報を三木退陣を求める自民党内実力者との政争に武器として使用する可能性があると、こういう趣旨の記事があるわけですけれども、三木総理は最近のこの事件の進展状況について詳しい情報を得ておられるかどうか、この点をまず法務大臣にお伺いをしたいと思います。
現実にあなた方が属している自由民主党は、恐らく予定が変わらなければ二十五日には総務会を開いて、そして今後の政局に対する、たとえば三木退陣云々を議題にするかどうかはもちろん議員総会の権能とか何かがあるからわからないとしても、少なくとも議員総会では、いままで密室で行われた議論が、あるいは総務会の一部で行われた議論が、今度は堂々と公開の場で、総務会という場か議員総会かは別として論議されようとしている。
○鈴木一弘君 最初に大蔵大臣には、けさの朝日でございますが、出ておりました、ほかのものにも出ておりますが、「三木退陣で大福共通認識」という見出しでこう出ております。そのことでお伺いしたいんですが、福田副総理が衆議院の物価等特別委員会で、「だれが政局の主導権をにぎろうと、司直の方向をひん曲げることはできない。
○鈴木一弘君 じゃ、大臣にお伺いいたしたいのですが、ここまでいろいろ詰まってきますと、これから先いろんな問題が、何といいますか、これからこの法案の扱いがむずかしくなってくるわけでございますけれども、大臣としてはもちろんそのお気持ちは全部わかりますけれども、最近いろいろ紙面をにぎわしているいわゆる三木退陣要求などの政変の動きがございます。
そこで、十八日の新聞に出ておりますように、十七日の夜にあなたは国土庁長官の金丸さんとお会いになって、現在の三木体制のもとでは総選挙なり党の近代化はできぬ、総選挙は勝てぬというような立場で、三木退陣要求をお互いに確認をした、こういうふうに新聞は報じております。
きょう各紙の報道するところによりますと、「「反三木」へ動き急」と、こういうことで、その中で、大平派も「「三木退陣」へ旗揚げ」と、こういうことの報道がなされております。 さきの本委員会において、同僚の寺田委員から、推名副総裁との関係等について尋ねがあったわけでありますが、そのときに大蔵大臣は、特別の理由がないという趣旨の答弁がございました。
自民党内のことでありますから、あるいは内政干渉というふうなことで余りお答えをいただけないかもわかりませんが、きょうの新聞の大きな見出しは「大平派も椎名支持」あるいは「「三木退陣」へ旗揚げ」とか、そういうことが出ております。
〔委員長退席、理事中西一郎君着席〕 そうすると、私の場合にはこの「「三木退陣」へ旗揚げ」という具体的な行動、それは自民党内部のことだからお話できませんと、こういうことでは、やっぱりいまの答弁でこの法案の審議を本気になって取り組むと、こういうことでは審議する全員がやっぱり水をぶっかけられて、三木退陣、そういうことの動きの中で一体この法案の審議がそれほど急がれるものなのかどうか、緊急なものなのかどうか一重要