1958-10-29 第30回国会 参議院 商工委員会 第5号
ですからさっぱりその後三木さんの意のあるところ、僕に答弁してくれたのが何か政策に出てくるんじゃないかと思って、毎日三木談話等を大いに気をつけて見ておるのですが、それについてはあの場限りの答弁であったものか、全く今度の予算を組むに当って、財政投融資、中小企業をどうするのかという政策を含めてやられるものか、これは三木大臣でもけっこうですし、直接中小企業を御指導なさっておる高碕さんでもけっこうですから、その
ですからさっぱりその後三木さんの意のあるところ、僕に答弁してくれたのが何か政策に出てくるんじゃないかと思って、毎日三木談話等を大いに気をつけて見ておるのですが、それについてはあの場限りの答弁であったものか、全く今度の予算を組むに当って、財政投融資、中小企業をどうするのかという政策を含めてやられるものか、これは三木大臣でもけっこうですし、直接中小企業を御指導なさっておる高碕さんでもけっこうですから、その
予算の編成に当っては三木談話となって保守合同が叫ばれ、総辞職、民主党の解党が主張せられ、さらには岸幹事長の談話となって、保守合同は場合によっては民主党の解体を辞せずと発表いたされる現状であります。一体、鳩山総理は、保守合同についていかなる見解を持たれ、並びに少数政権で国会運営についてはどのようにいたしたならばいいかと増えておられるか。その総理の見解をまず一つお伺いをいたします。
そこで一萬田大蔵大臣が、そんなことではどうもならぬというのでがんばって、しかも三木総務会長を高松から呼んで三木談話というものをやって、内には保守合同による弱体内閣の補強の意味において、外にはアメリカとの折衝に日本の鳩山内閣の態度を守る意味において、そういう苦肉の、醜態の限りを尽さなければならなかったという、この日米分担金交渉の経緯から見ると、重光さん、あなたの責任は重大だと思います。
先ほど引例した三木談話並びに岸幹事長のこれに対する共鳴談話も、この時代の流れに対する捨て石とも思われるのであります。私は、憲政運用については、保守か革新か、二大政党の対立の時代を早く招来して、民主主義のルールに従って政権が移動されることが最も望ましいと思うのであります。
(拍手、「三木談話はどうした」と呼ぶ者あり) あんまりだくさんの質問だから、つい一つぐらい落すものです。三木君の声明は、もとより当然な事柄であります。私の内閣のことだの、自分の党派のことを考えて、保守の合同や政治の刷新はできるものではありません。(拍手) 〔国務大臣一萬田尚登君登壇〕