2000-02-18 第147回国会 衆議院 法務委員会 第2号
私自身も三木睦子さんとは時折お会いして、三木試案、あの当時まとめられた政治改革、こういうことについてしっかりした議論を、教えていただくことが多いのですけれども、そういう立場で。 今、そういう意味では、国民の間で政治家に対する信頼度というのは一%なんです。
私自身も三木睦子さんとは時折お会いして、三木試案、あの当時まとめられた政治改革、こういうことについてしっかりした議論を、教えていただくことが多いのですけれども、そういう立場で。 今、そういう意味では、国民の間で政治家に対する信頼度というのは一%なんです。
三木元首相の三木試案もその貴重な提案であります。 三党首の協議で自民党の皆様は、政治倫理綱領、行動規範の遵守の具体化について、今国会中に決断することに消極的でありました。総理、もう待ったなしであります。今国会中にはっきり行動することを決断してください。そういう議論を積極的にやりましょう。きれいな政治では日本が世界の最先進国と言われるような国にしたいと思います。お答えをいただきたいと思います。
政府は、連座制を強化したと強調しておりますが、三木試案にあった同時失効、百日裁判の義務化が保証されなければ連座制の実効は期しがたく、実効のされ連座制の改正は国民感情に反し、政治不信も解消できないものであります。 以上の理由で公職選挙法の改正に断固反対をするものであります。
しかも、企業献金の禁止については、三木試案における、三年をめどに全廃するという国民向けのポーズから大幅に後退し、単に、五年後に再検討をする、この言葉にとどまったのであります。 金権政治、腐敗政治の根幹ともいうべき企業献金の禁止に何ら歯どめもかけず、金権政治の温存を図ろうとしている三木内閣は、国民の期待を完全に裏切ったものとして、その罪は、国民の脳裏から消え去ることはないでありましょう。
三木試案によりますならば、個人寄付は一万円、会社などの団体寄付は十万円以上を公開するという案が最初出ておったわけでありますが、しかし国会に出してこられました政治資金規正法の内容というのは、大きく後退をいたしておることは、これはだれしも否定できない内容であろうというふうに思うわけであります。
したがいまして、そういういわばのんびりした姿勢で国民の期待にこたえるような——政治資金規制というものが国民にこたえることができるのかどうか、そういう内容であるのかどうかということに対しましては、私たち大変な不満を持つものでありますし、そこで、もう一歩立ち入ってお尋ねをいたしますが、三木構想、三木試案、これはいわば三木さんの総理になられた第一の国民への公約であったと思うわけであります。
その後十二月二十七日の自民党改革をめぐるいわゆる三木試案では、三年後には個人献金中心に切りかえる、このようによろめき、また、去る五月三十日、衆議院の公職選挙法特別委員会における答弁では、日本の社会的慣習として個人献金にはなれていないので、すぐに切りかえることはむしろ現実を無視している、三年後の移行は早過ぎるので五年後を目指したいと、あっさりと後退をしています。
○土屋政府委員 政府としてそういった案があったわけではございませんが、私ども聞いておるところでは、いわゆる三木試案といったものが出された段階で、一定の時期から選挙の期日の一定の期間、たとえば衆議院の場合は任期の満了前二年あるいは参議院の場合は任期の満了前一年、そういうあたりからそういう制限をするといったような考え方もあったようでございます。
○矢田部理君 三木総理はかつて三木試案を出されて、三年をめどに企業献金は全廃をするという方針を出されましたが、それから見ると、いま三者のお答えは非常に大きく後退をしているのじゃないかというふうに思いますが、官房長官、再度答弁を求めます。
○桑名義治君 三年と言われた三木試案が五年になった、そして五年でそれで打ち切るというのではなくて、五年たてばそこで検討するということですから、そのままいわゆる企業献金が残るという可能性を含んでいるんじゃないかと、こういうふうにわれわれは考えているわけでございますが、その点どうですか。
○稻葉国務大臣 いわゆる三木試案を拝見しますと、総括責任者、支出責任者、これが有罪になった場合は、自動的に当選無効の効果をこの最終判決に当然に付与する。
○稲葉(誠)委員 三木試案か何か知りませんけれども、そういうふうなものをつくるときに、法務省なりあるいは法務大臣に全然相談がないのですか。相談がないというと、いかにも法務大臣が軽んじられているような印象を与えますね。いかに試案とは言いながら重要なものについて……。
次に、選挙制度の改革について、総理は、選挙運動粛正のための選挙腐敗防止法案なる三木試案を発表しておられました。金のかからない、かけられない選挙を主張してこられましたが、総理が真に金権選挙、企業ぐるみ選挙を憎むのでしたら、選挙制度についても速やかに改革の手が加えられなければなりません。
○政府委員(土屋佳照君) 先ほど政務次官からもお答えいたしましたとおり、総理がいまの総理になられる前に三木試案といったようなことで検討もしておられるということでございまして、そういったものの内容がどうであるか私詳細に存じません。
○政府委員(左藤恵君) いろいろお話ございますが、私のほうでも自治省としてそれじゃいま何か案を持ってやっておるかということについてはまだいろいろ、たとえばいまの総理の試案、三木試案というようなものをお伺いする段階だけでございまして、そういったものをまだ持っておらないということでございますので、決して後退というわけじゃございませんけれども、党のほうでいろいろ御審議になっておられる案というものもありますし