1956-05-26 第24回国会 参議院 社会労働委員会 第41号
だから、中央医療協議会に相談をすれば、この医療担当者である三志会の諸君の全幅の満足を得られると、たかをくくっているところに大きな問題があるのです。新医療費体系においてもしかり。
だから、中央医療協議会に相談をすれば、この医療担当者である三志会の諸君の全幅の満足を得られると、たかをくくっているところに大きな問題があるのです。新医療費体系においてもしかり。
私は今日、日本の国民医療の前進の上で、何を一番悲しみにたえない現実として見ておるかといえば、いわゆる三志会といわれるところの、医師会、歯科医師会対薬剤師会との間において、ただならぬ感情が一時ただよって、今日はこれは解消されつつあるけれどもそういう事態があった。そのときに、厚生省は指導よろしきを得なかった。これは天下隠れもない事実。
今回衆議院で三志会の法制化、法的性格を与えるということを打ち出されたことは非常にわれわれ賛成なんであります。実は、われわれはこの参議院の前の厚生委員会においては、すでに三年前にこのことは政府がこの法制化をはかるべきであるというりっぱな決議をいたしまして政府に勧告をしてあるのであります。自来何事も、一向政府の方からこれについて研究したとも、むずかしいともむずかしくないとも御返答がない。
そこでその後も厚生省がいろいろな調査をする、私は厚生省の弁護をするわけじゃないけれども、その事実を承知しておりますから伺いたいわけでありますが、また今後そういうことがあってはいかぬと思うから伺いたいのでありますが、こういうふうに調査をしようと思っても、関係団体が、特に三志会の団体が協力をしてくれなければ、ほんとうの調査はむずかしかろうと思うのです。
しかも三志会も参画しまして、この点を話し合いの結果きめられておる。それをさらにうらはらだからというので、医師法に持っていくということは、煩瑣な手数でありますし、かえって誤解を招くもとでありますから、今度の提案の条文の中で、この点を削除しても差しつかえないかどうかということをお尋ねしておるのです。
これに対しまして、医薬分業制度が実施せられるにとに対しましては、日本歯科医師会の我々は反対をいたしたいと存ずるのでありますそれは御承知のように昭和二十五年サムス准将が、分業の可否並びに分業が可としたならば、厚生省に調査を任せてよいかとの医師、歯科医師、薬剤師の三者の会合である三志会これに対する質問書が提出されたのであります。その後いろいろな過程を経て今日に及んでおります。
その後、医、歯、薬三団体からなりまするいわゆる三志会におきまして、自主的におのおの專門分野においてお互いに協力してこの問題を解決すべく種々協議が重ねられたのでありますが、遂にその結論は得られなかつたのであります。
一昨年アメリカ薬剤師協会使節団が来朝いたされ、関係者に対し医薬制度の合理化について勧告が行われ、その後医師、歯科医師及び薬剤師の三団体からなります三志会におきまして、進んで医師、歯科医師及び薬剤師のおのおのの専門分野におきまして、相互に協力すべくいろいろ御協議が行われたのでございますが、残念ながらこの協議によつてその結論を得ることができなかつたのでございます。
十九條、二十一條、二十四條、二十七條、三十條等がございまして、これらの点に関しましては、厚生省内部において十分検討いたしたのでございますが、さらにこの点を実際に実行に移しますには、これらの点に実際に当りますところの医師、歯科医師あるいは薬剤師等の協力理解なくしては、この点の解決が困難であるということを私どもも痛感いたしまして、そうして各団体等に働きかけましたところが、各団体におきましても、いわゆる三志会
関係の三団体は、いわゆる三志会というものをつくりまして、数箇月にわたりまして話合いがあつた模様でございます。しかしながら、その結果は、結局何らの結論も得ることたく、いわゆるものわかれに終つたように承知いたしておるのであります。
そのやさき、関係方面から三志会において自主的に検討するようにというような話のあつたことも承知いたしましたので、その間は、その三志会の結論を見守つておるというような態度であつたのであります。しかしながら、これはわずか三箇月ほどの間でございまして、結論が出ませんでしたので、調査会を設立をし、そこで研究するという態度をとつたわけであります。
ところが昨年一月日本医師会、日本歯科医師会並びに日本薬剤師協会の幹部を以て組織いたしておりまする三志会におきまして、我々は懇談的にこの分業問題を相談をして、そうして協力して、医療の向上を図ろうじやないか、こういうようなことで数回に亘りまして協議をいたしたのであります。その席におきましてもいろいろ議論百出いたしましたが、少くともそのときにこういうことだけは意見の一致を見たのであります。
その結果数回に亘りまして総会を開きましたが、なかなか意見が一致いたしませんので、三志会即ち医師会、歯科医師会、薬剤師協会のかたがたによく談合して頂きまして、何とか解決の方法を見出して頂きたいということで三志会で協議せられることになりまして、三志会でその後数回に亘つて御協議ができたのであります。
その報告書を提出されましてから、司令部としましても、この問題について十分検討する必要を認めまして、その後去年の一月であつたと記憶いたしておるのでございますが、医師会、歯科医師会、薬剤師会、三者の代表を以て組織しておられますところの三志会と称するものに対しまして、この問題について十分研究をするようにというお話があつたように記憶いたしておるのでございます。
一昨年アメリカ薬剤師協会使節団が来朝いたし関係者に対し医薬制度の合理化について勧告がなされ、その後医、歯、薬三団体からなる三志会において進んで医師、歯科師及び薬剤師のおのおのの専門分野において相だに協力すべく種々協議が行われたのでありますが、残念ながらその結論は得られなかつたのであります。
一昨年アメリカ薬剤師協会使節団が来朝いたし、関係者に対し医薬制度の合理化について勧告がなされ、その後医、歯、薬三団体からなる三志会において進んで医師、歯科医師及び薬剤師のおのおのの専門分野において相互に協力すべく種々協議が行われたのでありますが、残念ながらその結論は得られなかつたのであります。
この問題はまあ御承知のように非常に長い問題でございましたが、ここで何とかせねばならんというふうなことになりまして、丁度昨年の今よりちよつと前でございますが、この問題が医師会、歯科医師会、日本薬剤師協会で相談をされるというふうなことがありましても、それがまとまらないというふうなことでありまして、この問題をやるために政府の厚生省の中にこれを調査する委員会を作つて、そうして三志会は勿論のこと、そのほか権威
私は丸山さんとは実は一月の三志会におきましても、数回にわたつてこの問題を討議いたしました。そうして結局両者の意見が合致いたしませんので、私はこの問題について、外国の例をもとにしていろいろ批判を受けましたところ、それは調剤行為と解すべきでないというような意見も聞いたわけであります。
○丸山委員 やめろとおつしやいましたが、実は三志会のときにお話を承りましたときには、そういうことは調剤ではなく調製であるという御答弁があつたのであります。きようはその調製という言葉が出ないのでございますが、その当時と御意見がかわつたわけでございましようか。
しかしわれわれ三志会の方から同志が三、四人行つておりますから、そういう言葉を使つたかもしれませんか、治療上必要な処置に属するものであるというふうに、一般的に考えているわけであります。
これは決とて言訳ではないのでありまして、この問題は又一方から申しますというと、先程お話の通り三志会の間の調停のみをやつて、そうして一般大衆の声を聞いていないじやないかという非難を私は甘んじて受けるつもりでおるくらいでございます。
本年の一月九日と存じますが、サムス准将から、三志会、即ち日本医師会、日本歯科医師会及び日本薬剤師協会の三つの会を以て組織いたしております三志会に対して、サムス准将から話があつたのでありまして、医師、歯科医師並びに薬剤師は、それぞれその專門の技能に專ら従事して、專門の技能に対してのみ適正な報酬を受けるようにすべきである。
○政府委員(東龍太郎君) 確かに今の説明をお聞きになりますと、厚生省はこれらの三志会の間を調停するのみに全力を注いでおつた御印象のあることは御尤もであります。
これはどうか厚生当局のお肝いりで仲よくこういうことを協議できるような態勢になるべく打つて行つていただく、そうして三志会で早く結論が出るような方向に誘導していただくような御態度をお願い申し上げたいと思うのでございます。もう一つ、ついでにお聞き申し上げたいのでございますが、厚生当局御自体は、医薬分業に対してどういうお考えを持つておられるのでございましようか。
○丸山委員 大体私はその当事者なので、あまり詳しいことを申し上げてはいかがかと思いますので、詳しく申し上げませんが、実はこういうふうな原案を厚生省でおつくりなさいます場合に、最初サムス准将から、この問題は三志会において解決しろというような示唆があつたのでございます。その三志会だけで結論を出すということは困難であるから、ひとつ厚生省に委員会をつくつたらどうかというところへ参つたのであります。
○葛西説明員 将来医薬分業になるということが、薬剤師協会側から新聞にでも出るというふうなときはどうするかということでありますが、委員会もできておるわけでございますし、第一回の委員会が来月早々開かれますれば、役所としての態度も公にその席でも申しますし、関係団体も代表を送つておるわけでございますから、今後はかような間違つた報道が三志会方面から出るということは、私どもほとんど想像できないわけであります。
御承知の通り三志会並に治療を受ける方、又学識経験者よりなる調査会を二つ程設けまして、第一の臨時医療報酬調査会におきまして果して医薬分業をすべきかどうか、こういう問題を研究いたしまして、医薬分業をすべきとなりましたら、第二の臨時医薬制度調査会におきまして、これをどういう方法で分業するか、こういうことを研究し、そして答申させる。
曾て前の林厚生大臣の時分に伺つたところによりますと、当時は三志会に対して諮問されて、そして三志会においてこれを解決するような手筈になつておると承つております。当時は厚生省の方は全部三志会に委せてその経過を見ておるというような状態のように聞いております。