1983-10-13 第100回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
引き続き、火山灰による被害が大きい坪田地区と、雄山から点々と続く噴火口の状況を見た後、三宅中学校校庭に着陸し、東京都三宅支庁において、支庁長及び三宅村助役から、噴火による被害状況と復旧対策等について説明を聴取いたしました。
引き続き、火山灰による被害が大きい坪田地区と、雄山から点々と続く噴火口の状況を見た後、三宅中学校校庭に着陸し、東京都三宅支庁において、支庁長及び三宅村助役から、噴火による被害状況と復旧対策等について説明を聴取いたしました。
現在、三宅中学校などで避難生活を続けている人々は、一部には畳があるとはいうものの、そのほとんどはござ敷きで、その上で寝起きをしているという非常に不自由な生活を強いられているんですね。 〔池端委員長代理退席、委員長着席〕 それで、急いで移りたい人には、御存じのように神着の湯舟グラウンドに建設中の仮設住宅、これは五十戸ですけれども、ここに移ってもらいたい。
私たち一行は、海上自衛隊のヘリコプターに搭乗して東京を立ち、まず機上から、三宅島の緑の山腹より海岸線に向かって帯状に数個の火口より無気味な噴煙を残して濃紺の海面まで流出している茶褐色の溶岩の異様な惨状を視察して、三宅中学校校庭に着陸、東京都三宅島支庁において、支庁長、三宅村長及び三宅警察署長等より、噴火並びに地震による被害状況及び警備救難態勢についてそれぞれ実情を聴取いたしました。
島内に避難された人たちの数でございますが、三十一日現在で一千八百六十名でございました、これは伊豆小学校、三宅中学校、伊ケ谷小学校、坪田公会堂、坪田保育園、阿古小学校の六カ所に分散収容されております。島外避難者は約千七百名でございまして、これは各個に東京都内その他府県に居住する親戚、知人等をたよって自主的に避難された方でございます。