1972-04-22 第68回国会 参議院 予算委員会第四分科会 第1号
そこで、三井の爆発というものがやはりこの原因になっているのだというデータを私どもとしては集めたわけでありますけれども、その当時の罹災者の居住地等を調べましても、三井染料工場の周辺、これがもうほとんど病気にかかったり死んだりしているという、そういう集中した状態になっていることも明らかになっております。
そこで、三井の爆発というものがやはりこの原因になっているのだというデータを私どもとしては集めたわけでありますけれども、その当時の罹災者の居住地等を調べましても、三井染料工場の周辺、これがもうほとんど病気にかかったり死んだりしているという、そういう集中した状態になっていることも明らかになっております。
○安永英雄君 これは私も調査したんですけれども、当時の三井染料の工場では明らかに毒ガスをつくっておったことは間違いない事実であります。これはその当時働いておった人等も調査をし尽くしましたけれども、この点については毒ガスをつくっておったことは間違いない。
塚本メモは憲兵隊や陸軍小倉工廠の情報として、九月二十二日、二十五日、二十六日の三日間に三井三池染料の秘密工場、N工場(硫化染料工場)で爆発事故がおこっており、負傷者は羽犬塚伝染病院に運ばれたらしいことを指摘し、メモ用紙の余白には「特に秘」と記入して「十月二十五日、憲兵ノ言ニヨレバ、赤痢菌弾ヲ三井染料工業所ニオイテ、目下、海軍関係八割、陸軍二割、製作シツツアリ。戦地二使用中ナルコト。
それは現在でも大牟田市内の関連産業に三井染料であるとか、あるいは大牟田にある港その他の大きな火力発電所であるとか、そういう大牟田市内の関連産業用の石炭だけでも、一日に四千五百トンを必要とする。今日までは国鉄の貨車送りでもって持ってくる。あるいは船積みでもって持ってくるということで、ほかの地域から何とか大牟田へ送り込んできたのでございますけれども、それもいよいよ枯渇してきておる。
○岡田(春)委員 それでは三井染料と三池合成ですが、この二つのコークス関係の工場でありますが、この工場に九月十日ごろ約一万トンばかりの港頭貯炭を動かされた事実があるはずなのであります。これは考査委員会の調査の資料ですでにもうはつきりしている。こういう事実を九州にまでおいでになつて全然御存じがないとあくまでもお話になるのかどうか、こういうような具体的な事実で私伺つて参りたいと思います。
○岡田(春)委員 今度は三井系の鉱山についてお伺いしたいのですが、三井染料、三井合成が整理されるときに、三井鉱山の三池炭鉱から石炭を買つて渡された事実があると思いますが、こういう事実はありませんか。
○梨木委員 次に八月十五から以後特殊向けの石炭の値段が上りましたが、これが九月になつて三井合成並びに三井染料に一万二千トンを八月十五日前のトン当り千円で売つている事実があるのですが、これを御承知ですか。
翌十三日は早朝大牟田発福岡に向う寸暇を利用しまして、三井染料工場を見せていただき、東洋一の高層建築を誇る本工場は、石炭を原料とする一貫した化学工場で、各種染料、医薬品、コークス、コールタール、その他石炭を原料とする数十種の化学製品を生産、その実績は石炭と並び、国内産業上重要な役割を果していることに意を強くした次第です。
なお化学工業問題のこと、三井染料なども最近の実情によりますと、やはり品物がむしろ余りかげんでありまして、輸出の問題なども、人造藍の輸出もインドに盛んに行つているのだが、それも最近あまり活発でない。