2004-11-10 第161回国会 参議院 憲法調査会 第3号
○田英夫君 実は私は、新聞記者をやっていたころに、右翼の巨頭になっていました三上卓という人にしばしば会いました。それは、五・一五事件の犬養首相を問答無用と言って撃ち殺した本人でありますが、軍法会議で処刑されたはずが、戦後、忽然として現れて、本人に会ってみたら、満州へ行っていましたという話なんですが。 それはともかく、彼に当時の、なぜああいう、五・一五というのは一種のテロですね。
○田英夫君 実は私は、新聞記者をやっていたころに、右翼の巨頭になっていました三上卓という人にしばしば会いました。それは、五・一五事件の犬養首相を問答無用と言って撃ち殺した本人でありますが、軍法会議で処刑されたはずが、戦後、忽然として現れて、本人に会ってみたら、満州へ行っていましたという話なんですが。 それはともかく、彼に当時の、なぜああいう、五・一五というのは一種のテロですね。
代表取締役飯島勇、この人は五・一五事件の三上卓グループ、これは拓禅会ですか、こういうようなことを名のる右翼団体に属しておる人で、逮捕経歴四回、そして四十三年の十一月に日大芸術学部の紛争の際にも凶器準備集合罪で検挙されて現在保釈中なんです。これまで調べてあるのです。それだけじゃないのです。去年の二月二十四日号の週刊サンケイで、これは暴力スト破り常習だ、こういうように報ぜられておるのです。
また野村が平素から右翼運動について指導あるいは助言を受けておりました三上卓、これは御承知の五・一五事件の関係者でございますが、それら数名につきまして取り調べを行ないました。また野村と常時連携して行動をともにいたしておりました関係者らにつきましても、それぞれ捜査をいたしたのであります。
柏村警察庁長官、泰野警視庁刑事部長」、その中には半田敏晴、三上卓、そういう名前があげられておりますが、柏村さんはかような会合に出席されたことがあるのかどうか、この記事は全くのでたらめであるかどうか承りたい。
○三輪政府委員 先ほど来名前があげられておりました三上卓という人がございます。それからこれはまだ起訴に相なっておりませんけれども、佐賀県の村山格之という人もあります。その両名が当時の御指摘の事件に関係をいたしております。
におきましては、かねてから一部右翼旧軍人らの少数グループが、政府要人などに対して不穏な計画を企てている事実を探知し、内偵捜査を進めておったのでありますが、本月十二日早朝、千葉、福岡、長崎、埼玉、佐賀各県警察の協力のもとに、この計画の中心人物と見られまする元川南工業社長川南豊作、国史会主宰者、陸士六十期生小池一臣、日本学生改新会会長、元菊旗同志会中央委員篠田英悟のほか、元陸軍少将桜井徳太郎、五・一五事件関係者三上卓
それに前後して、今度の三上卓の海烈号事件というのがあったと思う。その海烈号事件は知りませんが、台湾義勇軍派遣の根本大佐の協力者であり、武器を集める係をやっておった。そうしてこれは蒋経国の子分、情報部員として日本でスパイ活動をやっておった人物です。名前は貿易会社、商社なんと言うけれども、それが本業でないというような報告が私のところに来ておりますが、警視庁はそれはおわかりにならぬですか。
さらに、三上卓氏は自衛隊と関係があるはずであります。この線からの働きかけはなかったのか。以上に対する自衛隊当局がとって参りました措置について述べられたいのであります。
警視庁では、かねてから、一部右翼、旧軍人らの少数グループが、政府要人などに対し不穏計画を企てている事実を探知し、内偵捜査を進めていたのでありますが、本月十二日早朝、千葉、福岡、長崎、埼玉、佐賀、各県警察の協力のもとに、この計画の中心人物と見られる元川南工業社長川南豊作、国史会主宰者・陸士六十期生小池一臣、日本学生改新会会長・元菊旗同志会中央委員篠田英悟の外、元陸軍少将桜井徳太郎、五・一五事件関係者三上卓
警視庁では、かねてから一部右翼、旧軍人らによる政府要人などに対する不穏な計画を察知し、捜査中でありましたが、本月十二日早朝を期し、千葉、福岡、長崎、埼玉、佐賀各警察本部の協力を得て、事件の首謀者と見られる元川南工業社長川南豊作、国史会主宰者、陸士六十期生小池一臣、日本学生改新会会長、元菊旗同志会中央委員篠田英悟のほか、元陸軍少将桜井徳太郎、五・一五事件関係者三上卓ら十二名を殺人予備の疑いで、また三無塾塾長川下佳節
特に昨年の四月選挙において、五・一五事件の三上卓が参議院全国区に立候補しまして、約九万票を得た。それには旧右翼の同志が相当応援に出た。このような経験を絡まして、旧右翼が相当元気づけられた。そこで昨年六月十三日水戸の弘道飢において救国懇談会という旧右翼の大部分を網羅する一つの懇談会が打たれたわけであります。
一例を申し上げますならば、昨年の四月の参議院の総選挙に五・一五事件に関係した三上卓氏が候補者に立ちまして、約九万票を獲得いたしましてから、にわかに右翼方面が活気づいておるという点から見ましても、議会主義そのものは認めて行くという傾向が戦前に比べてややあるのではないかと思つております。
で、この準備金では全国連絡委員として、三上卓、鈴木善一、片岡駿、河上利治、三宅親連、白井為雄といつたような人人を四十一名選んでおるのでありまして、当面の運動目標として、一つは経済における社会性の実現を期す、それから第二に、世界的土地開放を目標として、独立道義外交の確立、第三に、独立憲法の制定、第四に、政界、官界の粛清、第五に、自衛組織の確立、第六に、食糧緊急対策の樹立というようなスローガンを掲げております
まず元海軍中尉三上卓が関与した海烈号事件、次に元陸軍中将根本博、及び陸軍大佐吉川源三等数名が関与した台湾渡航事件、またいわゆる第八丸良丸事件として旧陸海軍将校が数名関与した事件、また第三旭丸事件、北日本丸事件、ごく最近におきましては、本年二月ベルリンで開催された世界平和協議会第一回総会に川村一雄なる人物が出席しております事件、また本年四月下旬、北京で開催された国際学生連盟執行委員会にトヤマ・ススムなる
○梨木委員 先ほど密出国の問題について、あなたの方で今記憶している点について述べられましたが、このうちで五・一五事件の三上卓氏が海烈号事件という密貿易をやつた事実をあげておられますが、当時の新聞によりますと、これは三上氏の談としてあげられておるところによりますと、今回の密輸の目的はかねての所信を実現するための資金調達のためであつたというようなことを語つたということが伝えられているのであります。
これは白晝堂々と、トラツクで時価五億円の物資を横浜の埠頭に運びつけて検挙された、いわゆる海烈号の問題、しかもこの事件の中心人物は、あの五・一五事件の三上卓であつた。伝えられるところによりますと、自分の念願を果すつもりで、かねての所信を実現するために、資金調達が目的でこの密輸をやつているということが陳述されたと言われております。
犯罪の日時は、本年八月十七日、場所は川崎市扇町所在、日本鋼管大島工場でありまして、被疑者は中国側が合計八名、船長その他船の乗組員や、それ以外の商業その他に従事しておる人たちでありまする日本側の被疑者は合計六名でありまして、その氏名は阪田誠盛、三上卓、板垣清、橋本武、志間忠兵衞、大窪謹男という人であります。以上十四名であります。
特に右翼的な三上卓であるとか、支那通と言われて今度の戦争に協力した戦争犯罪人的な人物との連絡のもとに、こういう密貿易が行われておるということは、これは重大な事件であります。
それからまたこの三上卓だとか、あるいは坂田誠盛だとかいう人たちと、他の地下組織との結びつきというものについて、どういう程度の調べを法務府はやつておるか。これをひとつ明確にお知らせ願いたいと思うのであります。私は一時質問を留保いたしまして、さらにその御答弁を得た上でお伺いしたいと思います。
それは去る八月十七日かに、横浜の港におきまして、海烈号という中国の舟が密輸の嫌疑で検挙されて、例の五・一五事件に関與した三上卓等十四名かの人たちが検挙されたという、いわゆる海烈号事件というものが新聞に報道せられております。まず私が法務総裁に伺いたいのは、この海烈号事件というものの概要をお伺いいたしたいと思います。
○猪俣委員 ついででありますからお伺いしたいのでありますが、先般新聞に見えております昔の五・一五事件の関係者でありますが、三上卓という男らが何か密輸入のことで横浜の軍事裁判にまわされた。ところが新聞記事によりますと、台湾へ行つたとせられる根元中将そういう者とも関係があるというのでありますが、この三上卓その他を取囲んだ一団の何か集団があるのではないか。さようなことについて特審局はお調べになつたか。