1982-04-16 第96回国会 衆議院 環境委員会 第7号
○七野政府委員 いま先生御指摘のように、昭和五十年に、自動車道沿道の環境汚染が健康に及ぼす影響、これを科学的に把握いたしまして、今後の公害防止対策の基礎資料を得るということを目的にいたしまして、国道四十三号線、それからもう一カ所東名自動車道でやったと思いますが、この沿道住民の健康調査を、当時におきます最良の方法ということで実施をいたしたわけでございます。
○七野政府委員 いま先生御指摘のように、昭和五十年に、自動車道沿道の環境汚染が健康に及ぼす影響、これを科学的に把握いたしまして、今後の公害防止対策の基礎資料を得るということを目的にいたしまして、国道四十三号線、それからもう一カ所東名自動車道でやったと思いますが、この沿道住民の健康調査を、当時におきます最良の方法ということで実施をいたしたわけでございます。
○七野政府委員 通産省に約束したということは、私は寡聞にして聞いておりません。
○七野政府委員 私は、その点につきまして全く関知しておりません。
○七野政府委員 現在のところ、公表いたしておりません。
○七野政府委員 五十二年の部長通知、「後天性水俣病の判断条件について」という通知を出してございますが、この判断条件を出すにつきましては、五十年六月以降の水俣病認定検討会、これは水俣病の専門家の先生に集まっていただきまして、いろいろな角度から検討していただいたわけでございます。
○七野政府委員 この水俣病の認定につきましては、いまも大臣から御説明がございましたように、いわゆる医学的な判断に基づいてやっておるわけでございまして、まず基本的な考え方、これにつきまして昭和四十六年の次官通知以降明らかにしておるわけでございまして、その後、昭和五十年の六月以降でございますか、医学関係者の専門家によりましていろいろの検討をいただきまして、五十二年に「後天性水俣病の判断条件について」という
○七野政府委員 先生御指摘のように、ただいま熊本県では百五十人検診、百三十人審査体制で現在鋭意取り組んでおるわけでございます。実はこれは関係閣僚会議、五十二年だと思いますが、そのときに認定促進に特段の努力をということでございまして、それ以後その体制をとったわけでございます。
○七野政府委員 現在四十一指定地域があるわけでございますが、その指定された当時人気の汚染状況が非常にひどくて、しかも自然有症率に比べて疾病がはるかに多発をしておるということで指定地域に指定したといういきさつがございます。
○七野政府委員 この制度そのものにつきましては、先生御案内のように、非常な割り切りを行っておりまして、地域指定それから暴露要件、指定疾病、この三つの要件で制度上の取り決めといいましょうか制度上の割り切りを行ってきております。
○七野政府委員 これも先ほどから言っておりますように、検査項目、問診項目ともに同じ報告書の中で報告をいただいておるわけでございまして、私たちは両方を合わせまして現在慎重に検討しているわけでございます。そういうことでございますので、事務連絡にするとか通知にするとかいうところも現在まだ決めた段階ではございません。
○七野政府委員 これも昨年の委員会でたしかお答えしたのではなかろうかと思いますが、主治医の意見を尊重しろという御意見、あたりまえのことでございます。ただ、認定審査会で認定をする場合には、いわゆる検査所見、データでございますが、それから主治医の意見、その他総合的に検討判断するということに相なっているわけでございます。
○七野政府委員 問診項目につきましては、現在すでに問診票、それから主治医の報告書、そういう中で現実に各市で、その地域の実情に合ったと申しましょうか、取り入れているわけでございます。そういうものも考慮に入れまして私たちは考えていきたい、さように考えておるわけでございます。
○七野政府委員 先生おっしゃいましたように、現在滞留者が四千九百数名おりますが、弁解がましいことを申し上げるようでまことに申しわけございませんけれども、五十三年度からの単年度の処分者数を見ますと、かなり改善してきておると私たちは考えております。ただ、まことに残念なことに、新たに申請される方がおられますので、総数におきまして滞留している未処分者の数が一向に減らないということは事実でございます。
○七野政府委員 この五十六年の三月直前に処分を受けた方がいつ申請されたかということですが、たしか五十二年の九月から十一月ごろに申請をされた方というように承知しております。
○七野政府委員 現在が不作為違法の状態にあるかと言われましても、私たちといたしましては、当時の状況に比べまして非常に進歩した状況になっておる、さように考えておりまして、当時の状況とはかなり改善されている、さように考えております。 以上でございます。
○七野政府委員 環境庁では、環境中に放出されておる化学物質の挙動につきまして、その安全性を点検するという目的を持ちまして、四十九年度以降環境調査を実施してきております。現在までに三百の化学物質の点検を完了いたしております。
○七野政府委員 現在の状況を申し上げますと、五十二年の六月に申請した方が五十五年の十二月、次回の審査会にかかる状況であるというふうに私たち聞いております。
○七野政府委員 このフロンガス問題につきましては、いま申し上げましたように、五十二年にこの問題が指摘されております。環境庁といたしましていろいろな調査研究を実施してきたところでございますが、このフロンガスの問題をいろいろ考えました場合に、科学的になお不確定な部分もございます。
○七野政府委員 フロンガス問題につきまして、先生御指摘のとおり、本年の九月に「フロンガス問題について」という報告書を環境庁の方で取りまとめてございます。
○七野政府委員 お答えします。 ぜんそく性気管支炎、いわゆるぜん気とよく称される疾病でございますが、第一種の指定疾病は四種類がございます。そのうちの一つの疾病でございます。これの六歳の年齢制限、これは行わないという当時の土屋長官の発言でございますが、その趣旨にのっとりまして新しい課長通知を出し、そのとおり実行しております。
○七野政府委員 五十五年三月分の集計がここにございますが、それを見ますと、大阪地区は、年齢階層別に見てみますと、指定疾病のうちぜんそく性気管支炎の患者数が高齢者の方に偏っているということが言えるかと思います。
○七野政府委員 承知しております。