1952-03-31 第13回国会 参議院 本会議 第27号
改正の第三点は丁種保險の創設で、これは輸出見込の有望なる銘柄商品について、輸出業者、製造業者等が眼路開拓のため広告宣伝を行なつた際、若しその効果がなく、思うような輸出ができないで宣伝広告費の回収ができなかつた場合は、その五〇%を保險によつて政府が支拂つてやろうという制度で、これによりまして市場開拓の積極化を図ろうとするものであります。
改正の第三点は丁種保險の創設で、これは輸出見込の有望なる銘柄商品について、輸出業者、製造業者等が眼路開拓のため広告宣伝を行なつた際、若しその効果がなく、思うような輸出ができないで宣伝広告費の回収ができなかつた場合は、その五〇%を保險によつて政府が支拂つてやろうという制度で、これによりまして市場開拓の積極化を図ろうとするものであります。
○境野清雄君 丁種保險について見本の輸出とその他宣伝によつて、保險金の支拂後に大いに輸出が伸長したというような場合にはどうするのですか。
○境野清雄君 次に丁種保險についてお伺いしたいのですが、丁種保險の第十一條に当該貨物の見本の輸出という点があるのですが、貨物の見本の輸出となつておるので、見本品の製作は保險されるのかどうかという点についてお伺いします。
○小林英三君 大体わかりましたが、この丁種保險制度ということは今私が申上げましたように、宣伝をしてその効果が上らん場合の損失をカバーする、こういうのでありましようと思うのでありますが、私がそういうことを先ほど局長にお伺いしましたのは、終戰後二、三年来よく外国、アメリカあたりから来ている人を招待して各地で開かれた貿易品の展覧会等をよく私見たことがあるのですが、日本人が戰争前にこれが売れたというからこれを
○小林英三君 この丁種保險の制度ですが、これは政府としてはかなり思い切つた積極的な保險だろうと思うのですが、今局長からお話のありましたように有望な銘柄、今ちよつと承つておりますと映画とか或いはパナマ帽とかいう極めて小範囲になつているように聞いておるのですが、大体有望な銘柄の商品という問題なんですが、こういうものに対して政府が従来その地方地方における外国人の嗜好或いは形、デザイン或いは色だとかそういうふうなすべての
○政府委員(井上尚一君) 現在すでに映画界のほうでは今般の丁種保險制度の問題について相当関心を持つているように聞いておるのでございます。なお先ほど申しました紙パナマそういつたようないわゆるバンコツク・ハツトと称しております、こういつたものにつきましては北米での今後のマーケツトも相当大きいというふうに聞いております。
改正の第三点は、丁種保險制度の創設であります。これは、ドル地域向輸出の促進を目的として、輸出品の広告宣伝費用が支出せられた場合におきまして、当該費用が爾後の輸出によつて回収されない損失を保險する制度でありますが、かかる保險制度に基く保護によつて、新市場の開拓及び輸出量の増大を図ると共に、関係業者の広告宣伝に対する関心を喚起しようとするものであります。
それで甲乙両種保險制度のほかに新たに丙種保險と丁種保險というものをこの際これに追加拡充したいというのが今般の改正の大きな狙いでありまするが、お手許にお配りしました資料の第二頁にもございますが、これの詳細は五頁以下にありまするが、簡單にその内容を申しますれば、輸出契約によりまして商品の生産、加工、集荷をしようという場合に、エキスポーター又は生産者に対しましてこれに必要とする資金を銀行から融資をする、この