2016-12-02 第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
この一類疾病のところと一番右側のところを比較していただくと、障害年金だと年間で大体二百万ぐらいの差が出てしまうということなわけですよ。それぐらいに、予防接種は国が推奨して打たせているものであるから、副作用のときに手厚く補償していこうという考えに基づいているわけですね。これが定期接種から外れてしまうと、一般の医薬品と同じような扱いになってしまう。
この一類疾病のところと一番右側のところを比較していただくと、障害年金だと年間で大体二百万ぐらいの差が出てしまうということなわけですよ。それぐらいに、予防接種は国が推奨して打たせているものであるから、副作用のときに手厚く補償していこうという考えに基づいているわけですね。これが定期接種から外れてしまうと、一般の医薬品と同じような扱いになってしまう。
同改正によって、子宮頸がんワクチン、またHibワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンの三種が定期接種の対象となる一類疾病に加わることになりました。 さまざまな報道もございます。
第一に、一類疾病の名称をA類疾病とし、定期の予防接種の対象疾病にHib感染症、小児の肺炎球菌感染症及びヒトパピローマウイルス感染症を追加することとしております。また、二類疾病の名称をB類疾病とし、新たなワクチンの開発や感染症の蔓延の状況等に機動的に対応できるよう、政令で対象疾病を追加できることとしております。
この三ワクチンのみならず、今回は一類疾病全てのワクチンについて九割を交付税措置するということで、これは非常に画期的なことと評価をいたしております。
御指摘のようなこともいろいろとあったものですから、私たちなりには、法律の中では、一類疾病、今度、改正後はA類疾病になりますが、A類疾病については、その発生及びその蔓延を予防するために、特に予防接種を行う必要がある。要するに、発生とその蔓延というものを一類、要するに改正後はA類疾病。
ただ、一方で、一類疾病の定期接種については、費用を市町村が支弁をして、そして、被接種者から実費徴収することができない部分に相当する、全費用の大体二割ぐらい、これを地方交付税で措置をしていた。 しかし、実際には、ほとんどの市町村は、一類疾病の定期接種についても実費徴収を行わず無料化してきたのが実態であった。ですから、その実態に合わせたというところがあるんだというふうに思います。
第一に、一類疾病の名称をA類疾病とし、定期の予防接種の対象疾病にHib感染症、小児の肺炎球菌感染症及びヒトパピローマウイルス感染症を追加することとしております。また、二類疾病の名称をB類疾病とし、新たなワクチンの開発や感染症の蔓延の状況等に機動的に対応できるよう、政令で対象疾病を追加できることとしております。
そこで、この三ワクチンのみならず、定期接種、一類疾病の全てのワクチンについて九割を交付税措置をするということも盛り込まれております。これは非常に、いい意味で驚きの声が広がっております。 先日も、細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会の方々、私も厚生労働省に呼んでいただきまして、申し入れをさせていただきました。会長のお子さん、車椅子で、小学校三年になられますけれども、歩くことができない。
一類疾病、二類疾病と、疾病区分はそのままでありました。区分は要らないとこれまで主張してまいりました。その方向には決まらず、残念ではございますけれども、まずは予防接種法の改正を急ぐべきだと私は考えております。 そこで、この定期接種化の効果検証についても早急に行って、早い段階でロタウイルスのワクチンも含めてぜひ定期接種化をお願いしたい、これが一点です。
そうであれば、国が責任を持って関与していく一類疾病に位置づけるということも再度検討されてはいかがかと思いますが、大臣、いかがでしょうか。
また、健康被害の救済については、具体的な給付水準は政令に委任しておりますが、臨時の予防接種及び一類疾病に係る定期の予防接種における給付水準と二類疾病に係る定期の予防接種における給付水準との間の水準を定めることを予定しております。
予防接種法では、ワクチン接種の対象疾病を一類疾病また二類疾病と分けています。そもそも、現行の法律が大変複雑であると思います。 この目的として、一類疾病については、予防接種法第二条二項に、その発生及び蔓延を予防することを目的とするとしております。国民に接種の努力義務を課す根拠を明確にしています。
例えば、一類疾病と二類疾病などの疾病区分のあり方、あるいは恒久的な財源確保のあり方、国と地方の役割分担、さまざまな課題、意見がございまして、その調整を図る必要があるというふうに考えております。
そういうことから、疾病の発生及び蔓延を予防するため、いわゆる集団予防に比重を置いております一類疾病と、それから、個人の発病またはその重症化を防止することに比重を置いた二類疾病、この二つの類型を設けまして、その目的に応じた健康被害救済の水準や公的関与の程度に差を設けているわけでございます。いわば、一類というのは社会防衛と言ってもいいと思います。
また、健康被害の救済については、具体的な給付水準は政令に委任しておりますが、臨時の予防接種及び一類疾病に係る定期の予防接種における給付水準と二類疾病に係る定期の予防接種における給付水準との間の水準を定めることを予定しております。
ただ、その前に、先日も夜のニュース等でも話題になりました、一類疾病の定期接種に位置づけられているポリオワクチンについてお伺いをさせていただきたいと思います。 先日、夜のニュース番組でも取り上げられておりましたが、ポリオの生ワクチンを接種してポリオに罹患してしまった男の子の特集をしておりました。
それと、もう一点、私が懸念しておりますのは、万が一、個人輸入されている不活化ワクチンで事故が起こった場合、一類疾病の定期接種になっている生ワクチンとは違って、現状では、国の補償がなく、PMDAの健康被害の救済ができません。
現在、経口生ポリオワクチン、これは予防接種法による一類疾病として定期接種に組み入れられていまして、国内では自然感染によるポリオ患者は、一九八一年以降一人も発症報告はございません。しかし、予防接種による発症、生ワクチンが原因のポリオ患者は、年に数人程度続いております。
小児への基本的な予防接種プログラムに組み込むよう勧告をしてきたB型肝炎ワクチン、Hibワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、いまだに一類疾病の定期接種として実施されていないということは、やはり国としても不作為を問われても仕方がないんじゃないか、このように思うわけであります。 また、これらのワクチン、WHOは、どんな貧しい国でも国の定期接種に入れて無料で接種すべきだということを指示しております。
ただ、麻疹とかBCGなどいわゆる一類疾病の場合には、例えば予防接種法に基づく死亡一時金の方がPMDAの救済制度における一時金よりも高いといったようなケースがございます。
○古川俊治君 ですから、私が申し上げているのは、ワクチンの効果が変わってきて、発症、発生を予防できるワクチンが開発されれば、その時点で一類疾病に法改正をする必要があるということですか。
○国務大臣(長妻昭君) 今回は努力義務はなし、勧奨はありということでございまして、これはある意味では一類疾病の定期接種と二類疾病の定期接種の間という考え方であります。
○古川俊治君 では、確認しておきますけれども、ワクチンの効果が十分に効くようになればこれは一類疾病になるという理解で、確認しますけれども、よろしいですね。
今回の新たな臨時接種の健康被害救済の給付額につきましては、障害児養育年金、また障害年金の額、死亡時の給付額、いずれにつきましても一類疾病の定期接種と二類定期接種とのちょうど中間の額となっているわけでございます。公的関与の程度によって額を変えていると思いますけれども、このちょうど中間の額と決定した根拠、このことに関しましてどのようなものなのか、御説明をいただきたいと思います。
インフルエンザだけが突出するのではなく、現行の一類疾病、二類疾病の区分の在り方、また予防接種における定期接種、臨時接種、今後しっかりと専門家を交え抜本的な見直しを考えていただきたいと思います。 この間、国会でもさんざん議論しています。いつごろやろうとしているのでしょうか。検討項目やスケジュールをお伺いさせていただければと思います。
今回の給付水準については、現行、臨時接種及び一類疾病の定期接種と二類疾病との定期接種の間の水準とすることですが、あいまいではないかという御意見があります。これは政令事項ですのでなおさら、どのように考えているのかしっかりとここで御説明をお願い申し上げたいと思います。
新たな臨時の予防接種及び今般の新型インフルエンザ予防接種に係る健康被害の救済については、臨時の予防接種及び一類疾病の定期の予防接種に係る給付水準と二類疾病の定期の予防接種に係る給付水準との間の水準として定めることを予定しております。 第二に、ワクチンの確保に係る損失補償規定を創設することとしております。
今回の新型インフルエンザの予防接種は、季節性インフルエンザと同様に、あくまでも希望する方に接種するものであり、接種を受ける努力義務が課される、はしか、ポリオなどの一類疾病の予防接種とは異なると考えております。
しかしながら、今となりましては、ポリオを含む一類疾病の予防接種が集団予防に比重を置き、疾病による社会的損失を防止するためであるもの、それにより万が一の健康被害が生じることはやむを得ないものだと理解をしております。このように気持ちの整理を付けますのには大変な苦悩がございました。そして、数年掛かっております。親にとって子供の健康は何よりの願いです。この思いをどうかお酌み取りいただけたらと思います。