2011-06-20 第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
一見、家が大きく傾くとか、そういうところは少なかったんですけれども、よく話を聞き、あるいは見てみると、極めて大きな被害があちらこちらにあると。大きいところでいいますと、マンション群が多いわけでありますが、マンションそのものは、ガラスも割れていない、何も異常がなさそうに見えるけれども、逆に言うとマンションの建っているところが液状化して、五十センチ、一メートル下がってしまっている。
一見、家が大きく傾くとか、そういうところは少なかったんですけれども、よく話を聞き、あるいは見てみると、極めて大きな被害があちらこちらにあると。大きいところでいいますと、マンション群が多いわけでありますが、マンションそのものは、ガラスも割れていない、何も異常がなさそうに見えるけれども、逆に言うとマンションの建っているところが液状化して、五十センチ、一メートル下がってしまっている。
敷地の外に流出してしまっているものは、他人の土地の上に乗っかっているわけですから妨害排除請求の対象でありましょうし、また、そこまで流出してしまっていますと、引き家にしてもとに戻すというのは不可能であって、一見家の形をしているとしても、もう家としての機能がないから解体殻と同じではないか。このような考えに立って、廃棄処分していいというふうに指針を示したわけでございます。