1955-12-15 第23回国会 参議院 予算委員会 第7号
ところが家庭用なり、一般の業務用、水産用だけは最近多少安くなったようでありますが、今言った、みそ、しょうゆ、つけもの等の家庭用などの一般食料塩はトン一万三千円から一万四千五百円、非常に開きがあるわけでありまして、こういうことが一体許されていいかどうか。しかも益金は生じておらぬ。
ところが家庭用なり、一般の業務用、水産用だけは最近多少安くなったようでありますが、今言った、みそ、しょうゆ、つけもの等の家庭用などの一般食料塩はトン一万三千円から一万四千五百円、非常に開きがあるわけでありまして、こういうことが一体許されていいかどうか。しかも益金は生じておらぬ。
本年度の外塩の輸入買付予定量につきましては、本年度におきます一般食料塩の需要を約百万トン、それから工業用塩の需要を百三十万トン、合計いたしまして二百三十万トンと押えまして、このうち多少のストツクの増加等をも見込みまして、二百万トンの輸入を予定いたしまして、これに要しますところの外貨予算も一応承認されておるのでございます。
○三井説明員 工業塩の公社の販売価格についてのお尋ねでございますが、御承知のように、工業塩につきましては、一般食料塩と切り離しまして、その全量を輸入の外塩でもつてまかなう建前から申しまして、輸入の基準単価をきめまして、これに運賃その他の経費を見込みまして、売渡し価格を定めておるのでございます。
併しながらこの一般食料塩につきましても人口の増加以上に需要が殖えておりまするし、更に工業塩につきましては曹達工業その他の方面からの需要が、年々増加する一方でありまして、両方合せました塩の需用高と申しまするものは、本年二十八年度におきまして二百万トンでございましたが、二十九年度におきましては、両方合せまするち二百三十万トン以上の塩を必要とする。
事ほどさように、この一般食料塩と工業塩との価格の対比が政治問題となつて論ぜられるゆえんはそこにある。そこで私が申し上げたいことは、一旦緩急あるときに塩はなければならぬ、そういう立場において、いろいろなこういう政策価格がきめられておるということはわかるが、しかし一旦緩急ある場合に、ではお互いの消費生活は塩さえあれば何とかなるかという問題になるが、これはそんなわけではあるまい。
○委員長(羽生三七君) この問題につきましては、先ほど申上げた通りの措置をしたいと思つておりますが、特にこのソーダ用塩というものが日本の産業発展上どういう地位を占め、或いは政府がこれをどう考えておられるかは別といたしまして、とにかく重要産業に対するいわゆる補給金が漸次撤廃になつて来たわけでありますが、このソーダ塩については私は補給金とは別の意味で、何か一般食料塩に今までプールされて来ている関係上、そういう