1984-01-19 第101回国会 参議院 決算委員会 第2号
この間の一般運賃の値上げが五四%。ですから、一般運賃の値上げに比べましてもその三・三七倍も通学定期が上がっていると、物すごい異常なアップでございます。さらに姫路から福崎という駅がありますけれども、福崎高校があります。ここに通う生徒をとってみましても、十八キロでございますので、五十二、三年当時は三カ月定期で五千五十円ございます。ところが、いまでは一万三千五百九十円、二・七倍なんです。
この間の一般運賃の値上げが五四%。ですから、一般運賃の値上げに比べましてもその三・三七倍も通学定期が上がっていると、物すごい異常なアップでございます。さらに姫路から福崎という駅がありますけれども、福崎高校があります。ここに通う生徒をとってみましても、十八キロでございますので、五十二、三年当時は三カ月定期で五千五十円ございます。ところが、いまでは一万三千五百九十円、二・七倍なんです。
また、定期運賃を基礎にして、それで一般運賃は、定期運賃を決めて、それに準拠して決めたらいいじゃないかというお話もございます。しかし、こういう問題は、理論上はいろいろ言えるわけでございますが、やはり国民的なコンセンサスがないとなかなか実施できないというのも事実でございます。
国鉄はここのところ毎年運賃の値上げを計画されておるようでございますけれども、具体的には、来年度の運賃というのはどのくらい上げるかまだ明らかにはなっていないでしょうけれども、しかし、いろいろとちまたで聞くところによりますと、一般運賃についてはやれ八%だの何%だのという数字も聞かれますけれども、仮に東京−京都間あるいは東京−博多間のこの運賃を現行運賃の八%値上げをしたということで仮定すると幾らになりますか
やはり一八%の一般運賃の低廉化に役立っているという機能も無視できない要因かと思っております。
しかし、これは物価との兼ね合いが大事な問題でございますのでここで一つ提言をしたいのですが、いま運輸審議会等がございますけれども、国鉄が今回上げますと、通勤通学定期あるいは一般運賃においても私鉄との大きな格差がまた出てくるところがございますね。
そこで今回一般運賃を五〇%上げるというかなり大幅な値上げでございますので、この際は公共割引の点はこのままでまいりますけれども、これも今後の改善対策の中で、将来の公共割引については趣旨がそれぞれ異なっておりますから、個別的に検討いたして、改善すべきものは改善いたしたいと考えております。
常態でございまして、利用する方のサービスその他の観点から見まして、現実問題といたしまして、航空機の速いということも加味いたしますと、やや不自然ということも考えられるわけでございますが、グリーン料金に関しまして今回非常に大幅な値上げを考えました背景といたしましては、最近におきますグリーンと普通との差というものにつきまして、前におきましては、グリーンというのは一等、二等というような差でございまして、一般運賃
○熊木説明員 島民割引制度は帰するところ、島民以外の方の一般運賃のアップと、それから島民の利用者の方のダウンという形に結果的になるわけでございます。そういたしますと、奄美−鹿児島航路につきましては、島民の利用も多うございますし、それについてそういうふうな形で島民割引制度というものを導入したわけでございますが、阪神、それから東京航路という航路がございます。
しかもこの国鉄と米軍との輸送協定の第四条適用運賃、第五条特定運賃料金の改正についての条文では「この協定の別表第一号に示す運賃料金は、乙及び連絡運輸機関の一般運賃料金が改正され、又は実費に変動を生じた場合は、それに応じ再計算のうえ、補足協定をもつて改正される」、こうなっておるにもかかわらず、実費どころか逆に値段を下げておる。
それから、その次のセット旅行の運賃と一般運賃と違うではないかという御質問、これは私どもも確かに承知しております。それでよく巷間話を承りますと、個々のお客さま、これは高い運賃を払って行っているのです。しかも同じところでもって団体割引のお客さま方が大勢いて、そうして自分は高い運賃を払って小さくなっている、こんなおかしな話はないではないかという御質問もございました。
したがって、そういう点を考え合わせますと、一般運賃並みにとることはもちろん無理がある。ただ問題は、どの程度までをそういうラッシュ——一〇〇に対して二三〇、二五〇というものを運ぶようなことも頭に置いて、そこで問題は、どういうような料金が必要かという一つの議論はあると思います。
この財源というものは、一般運賃の値上げによる収入というものがこれに当たるわけだろうと思います。これはこれでいいと思うのですけれども、もう一つこれと関係が出てくるのは、やはり米価との関係だと思います。米価の決定の方法が従来やはり生産費所得補償方式ということでやってこられたわけですけれども、本年は政府は生産者米価、消費者米価とも据え置きという方針を出されております。
これをどうするかという問題で次のお問いにも関連してまいりますが、これは一般運賃だけでやったら物価という問題にも関連してくるというようなことを含んでのお問いでございました。
菅野大臣も絶体ということばは訂正しておりますから、正直言いましてこの間ぼくと二人で、菅野さん、絶対と言うものだから、絶対ということはあんた何でそれができるんだという質問にあって、決意であるということに訂正になっておりますが、いま御指摘になりました、との間からもたびたび出ておりますが、私鉄の定期と国鉄の定期は差があるわけなんですが、確かにやりますとその差が大きくなることは間違いございませんが、これは一般運賃
しかるに、その最も重大な国鉄運賃を、昨年の定期料金の値上げに引き続き、本年またぞろ定期料金並びに一般運賃の大幅値上げを政府みずから行なうことは、公共料金抑制、物価安定に逆行することはなはだしいといわなければならないのであります。(拍手) 最近のわが国の物価上昇は、卸売り物価並びに輸出物価は一応安定しておるにもかかわらず、消費者物価だけは依然として激しい上昇を続けておるのであります。
しかしながら、現実に人件費の急激な増高、しかも収入の伸び悩みといいますか、独占性がなくなったことによる収入の伸び悩み、ことに運賃が、一般運賃がほとんど限界に近いところにまできてしまっている。
これはもちろん運賃体系でございますので、深夜料金、一般運賃を加味いたしまして全体の収支をはじきまして、そうして適正な運賃にしておるわけでございます。
その際に、やはり一般運賃につきましても、また通勤等の問題につきましても、いわゆるコスト主義でいくのか、あるいはそうでなしにあくまでも平等と申しますか、全国一律的な運賃という考え方でいくのか、ここら辺が非常に議論の分かれるところと思いますけれども、ただいまおっしゃられたようなことは、私どもといたしましても十分検討さしていただく余地のある問題だと、こういうふうに考えております。
御承知のように、国鉄の経常の主体は、独立採算性ということが主体でございますし、国鉄の経営の資金をすべてと申しますか、いま日高君が仰せられる国の一般会計から入れる金、あるいは借り入れ金、それから運賃による利用者負担、この三本の線があると思いますが、現存の国家財政等の事情から、国から金を導入していくという行き方には、いろいろ困難がございますので、今回の改正は第三次計画の方向といたしましては、借り入れ金と一般運賃
これは当然一般運賃で負担すべきでない、しかも、運賃を値上げをすることについては、国の政策として、あるいは経済上でも問題があるし、当然限界が来る、したがって、国のほうで見なければならぬ性格のものが何点か、今日までの論議の中で出てきているわけですから、そういうものについては国のほうできちっと負担をするというふうにする。