1997-11-27 第141回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
この財源は米関係助成金二年分四千四億円のほか、九年度予算での対応あるいは後年度の財源の充当、食管の事業の抜本的見直し、一般農政費の見直し等により財源を確保することとしたものであります。
この財源は米関係助成金二年分四千四億円のほか、九年度予算での対応あるいは後年度の財源の充当、食管の事業の抜本的見直し、一般農政費の見直し等により財源を確保することとしたものであります。
この財源といたしましては、従来の米関係助成金二年分四千四億円に加えまして、食管の事業の抜本的見直し、一般農政費の見直し、九年度予算での対応、そして後年度の財源の充当等により財源を確保することとしたものであります。 したがって、農家等に支払われる助成金等は、実質的に増額されることになります。
○高木(賢)政府委員 新たに農家に支払われる助成金の増額部分は、食管の事業の抜本的見直しでありますとか一般農政費の見直しということでありまして、今まで農家に行っていたものを振りかえるという、直ちにそういう性格のものではございません。一部予算の振りかえ的なものもございますけれども、基本的には農家に行く分が増額されるというふうに認識をいたしております。
ここにおきまして先生御指摘の一般農政費の占める割合でございますが、現在の実態は、当初予算におきましては、確かに五十一年度の予算の一丁三%から八・九%、平成元年度の数字はそういう状況でございますが、ちなみに一般歳出を補正後で見てみますと、例えば六十二年度あるいは六十三年度におきまして一〇・一%あるいは九・四%という数字になっているわけでございまして、今後とも予算におきましては大臣のもとでいろいろな対主計局
次に、備蓄量は、平常においては、ランニングストックといいますか、これは百万トン、それにネットの備蓄が百万トン、計二百万トンということになっておるようでありますが、このネットの百万トンについては、食管経費ではなく、これまた一般会計に計上すべき一般農政費ではないだろうかと、こう思うわけなんですが、これはいかがでしょうか。
しかし、シェアが低下しているその分というのは、これは農林水産省のほかの予算、土地基盤整備あるいはそのほかの一般農政費の方に回っておるわけでありまして、これは政策判断の問題にもなろうかと思いますけれども、やはり私どもは、土地基盤整備そのほかの農政費というものもきわめて大事なものでございますから、そういうものを削減せざるを得ないような状態に食管赤字がどんどんふえていくというようなことは避けるべきじゃないかと
したがいまして、そのふえた分は土地改良その他一般農政費に回っている、こういうことと私は理解していると先ほど申しましたが、事実そうなっておる、こういうことでございます。
その差約七百億、要するに、一般農政費の方が五十一年度よりも五十二年度ふえているわけであります。しかし、その際に、その財源は何かと言いますと、それはたとえば食糧管理特別会計の米麦価の逆ざや解消といったようなものが五百六十億ございますけれども、五百六十億以上の金をその他農政費の方に回しておるわけでございます。
しかし、このうち自主流通米助成金なんかは一般農政費的な性格を持っているものですね。これが一千二百五十二億円、こういったものは本当の逆ざやと考えられない。ですから、純然たる逆ざやとすればもう五〇%程度じゃないですか。
次に、五十一年度予算で特に注目したい点は、食糧管理費を抑え、そのかわり一般農政費を大幅に増す、その前提として、何としても国家予算の一〇%以上の確保を強く主張したものでありますが、ところが、結果的には一〇%を割ってしまった。
○原田立君 食糧管理費を極力抑えて一般農政費に回すとの当局の考えと、五十一年度産米麦価との関係についてはどのように考えているのか。消費者米麦価の大幅引き上げ、消費者負担の拡大、高負担につながることを心配するのでありますが、この点についての見通しをお伺いしたい。
さらにそれとの関連において一般農政費をどういうふうに考えるのかということでございますが、まだ生産者米価、これは基本的には食管法に基づきまして米価審議会の議を経て決めることになるわけでございますが、具体的にどういう形で決めるかということにつきましては、生産者米価、消費者米価ともにまだ決めてないわけでございますが、全体的に見ますと、確かにいまおっしゃるように食管における米麦の逆ざやは段階的に解消していきたいというわれわれの
それだから、一般農政費が圧迫されたということなんです。だから、農林の一般予算が圧迫されるのは食糧管理特別会計の赤字がふえるから、だから農政一般予算がどうも使えないんだという形で、あるときには食糧庁長官などは背を丸めて農林省の廊下を歩くというようなこともあったということであります。
さらに食糧管理費を除いた一般農政費は六・二%でしょう。間違いないね。これは去年の、つまりいまの年度になるわけですが、六%と並んで、農業基本法成立以来最低の農政費だということですね。数字的に間違いないはずです。
ところがある県で、私は名前をあげますとその県知事に恥をかかせることになりますから申し上げませんが、ある県では、その二〇%の構造改善事業のかさ上げ分に対し、一〇%を天引きして一般農政費に使う。つまり七割補助を出さなければならないものを六割やっておった。