1968-04-17 第58回国会 衆議院 外務委員会 第12号
そして曽祢君に対するお答えは、一般軍艦というのじゃなしに、ポラリス潜水艦あるいはこれの類似の、核を常時装備しておる軍艦、これは好ましくないということは、これについて申し上げたのでございます。一般的な原則としては、それは無害であるというカテゴリーの中には入れて考えてない、好ましくないというお答えをしたわけでございます。
そして曽祢君に対するお答えは、一般軍艦というのじゃなしに、ポラリス潜水艦あるいはこれの類似の、核を常時装備しておる軍艦、これは好ましくないということは、これについて申し上げたのでございます。一般的な原則としては、それは無害であるというカテゴリーの中には入れて考えてない、好ましくないというお答えをしたわけでございます。
米潜水艦は、米国の一般軍艦と同様の手配によってわが国に入港しております。すなわち、日米安保条約に基づく地位の協定第五条第三項の規定に基づき在日米海軍より海上保安庁に対しあらかじめ船舶の名称、時日等の入港の通告がなされます。ただし横須賀、佐世保両港の入港は、両港が提供水域であるために一般軍艦と同様に取り扱われております。
それは安保条約の第六条で一般軍艦と同じように寄港を認められておるのだから、したがって五十二号でもしかたがないというのか。そこの基本的な態度を聞いているのです。そこがやはり国務大臣として国民に対して、これだけ大きな問題になっているのですから、その点の態度だけはきちっとしておいてもらいたい。
いま外務大臣は、安保条約にいう原子力潜水艦というのは一般軍艦と同じなんだ、何も変わりがないんだ。だからおっしゃるとおりどこにも入れます、こう言っているのです。私はこの問題についてはもっとお尋ねしたいのですが、たくさん問題がありますから次に移りますが、いまの外務大臣の御答弁とあなたの答弁とは違うですよ。
○中川政府委員 原子力をもって推進される軍艦についての特別の国際法上の地位というものは、今のところまだできていないのでございまして、やはり一般軍艦と同様に扱うということ、今まできまっている原則ではそういうことじゃないかと思います。これは要するに新しい事態でございますので、別にそのための特別の規則なりルールというものはまだできるに至っていないのでございます。