1982-04-23 第96回国会 衆議院 文教委員会 第12号
基準財政需要額千二百八十六億円、これに対して決算における一般財源支出額が千二百七億円ということでございます。
基準財政需要額千二百八十六億円、これに対して決算における一般財源支出額が千二百七億円ということでございます。
全費目合計しまして、一般財源支出額が三十二億五千五百万円でありますが、需要額が二十三億九千九百万円になっております。実に八億五千六百万円の算入不足になっております。そして全費目にわたる算入率は七三%にすぎないのであります。このような実態がなぜ生じてくるのか、お尋ねしたい。
基準財政需要額の算定などが精緻になればなるほどこうした問題が出てまいりまして、そしてまた、基準財政需要額の算定が実際の一般財源支出額よりも少ないというふうなことに伴う一種の超過負担的な現象すら交付税の中で出てきているということが言えるわけであります。