1957-12-10 第27回国会 衆議院 地方行政委員会 第7号 大体本県における赤字発生の原因は、昭和二十八年の災害と炭坑の不況がおもなるもので、最近の好転化の原因は県の指導や赤字団体の努力もさるととながら、何といっても税収の伸びと地方交付税の増額にあるように見受けられますが、この情勢に即応し再建団体もその再建計画を再検討し、一般財源増収分のおおむね六割を行政水準の維持向上に、四割を赤字解消に充当するよう全面的計画変更をはかりつつあるのが現状であります。 加藤精三