1981-04-14 第94回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
しかし、ロンドン相場にしても一般砂糖相場にしても、確実に水準は上がっているのですね。下がるという要素はそんなにない。しかも先ほど冒頭で国際的な砂糖の在庫のお話がございましたが、ここ数年まだ厳しい状況にあるだろう。こうなりますと、糖価は一定水準をたどるということは予想にかたくありません。国内的にもそれの影響を受けるということは当然であります。
しかし、ロンドン相場にしても一般砂糖相場にしても、確実に水準は上がっているのですね。下がるという要素はそんなにない。しかも先ほど冒頭で国際的な砂糖の在庫のお話がございましたが、ここ数年まだ厳しい状況にあるだろう。こうなりますと、糖価は一定水準をたどるということは予想にかたくありません。国内的にもそれの影響を受けるということは当然であります。
ところが、十一月にばら砂糖のお客さまからの御要望が非常に多いので、しょうがなしに砂糖のようなものは進物せぬでもいいじゃないか、いまお客さんがこれだけ御要望になっているんなら、ばらにしてせいぜい売ったらいいだろうというので、一般砂糖はもうほとんどばらで十一月に売ったんです。
○舘林説明員 ブドウ糖の需要拡大について、米国のような一般砂糖に対する混入率の法律をつくれという御趣旨でございますが、私しろうとでございますけれども、まことにいい意見だと思います。ぜひひとつ私責任を持ってこれは食糧庁に研究させます。
ところが、需給度が安定するということは、それをもって国内の一般砂糖消費者の価格の変動をなくすために、幾らかは高くてもがまんして買っている。台湾の粗糖は国際価格よりは高い。その高いのを買ったからといって、どんどん国内のを売ってしまったら、取引が安定しているから少しは高いものでもがまんして買うという意味がなくなってしまうじゃないですか。
てん菜でも一般砂糖でもイタリアの水準までいけばいいじゃないか、日本より一割低い水準、こういうことでございます。しかも手取りは多いということであります。もう一つは、今のてん菜生産振興臨時措置法の体系をここへ吸収させまして、指導価格なり基準価格についても、てん菜そのものに重点を置きまして、含糖率を加味するような価格政策をとる。
ただ、会社の負担で出されることばかり考えないで、一般砂糖の超過利潤、——超過利潤というのはわかりにくいものですから価格差益金と言った方がいいと思いますが、あるいは糖価水準をキロ百二十二円でなしにもうちょっと動く幅のあるものと見ればいいじゃないか、こういう点なども御指摘かと思いますが、他に財源があってそれを出せばいいというと、支払うべき原料買い受けの砂糖会社が行なうべきことをやめる方に働いていくと思うのです
固定資産の償却が非常に進んでおる会社では、他のてん菜糖製造業者に比較しまして特別の利益金が生ずる、これは制度の切りかえによって、反射的にそういう特別の利益が出てくる、それをそのまま放置してもよろしい、こういうことでございますれば、あとは税金で主税局が取ればいいということでございますが、もしそのまま放置して税金だけで処理しようとしましても、その利益額が大きいので、他のてん菜糖製造業者なり、あるいは一般砂糖
そこで、この問題を規制しておいたら、次には一般砂糖行政の中においてもそういう規制もできるじゃないか、こういうことを言っておるわけです。
しかしながらその用途、使用の方法いかんによりましては、栄養、味覚その他の面から非常に利点もあるし、砂糖と同じ扱いをするということになれば、必然甘味が落ちるだけ価格が落ちるのが当然でありますが、大体において今日まで調査会を中心にして論議されておりますところでは、一般砂糖よりも二割ないし三割価格が安くならなければならないのではないかという問題があります。
つまりいわば国民一般、砂糖を消費する者というのは、全部この悪影響のために苦しんでいるというのが今日の状況です。これは新聞面でも盛んににぎわつているから、あなたはよく御存じのはずだ。ところがこれに対して救いの手を延べるというのは政府以外にない。そこでこれは早いがいい、遅れては何にもなりません。値ぎめがきまつたあとでは何ともなりません。
○森八三一君 只今の大蔵当局の御説明の砂糖の統制が廃止になると、おおむね小売価格が八十円くらいになるので、その程度であれば統制中における一般砂糖の配給価格に対比いたしまして、国民生活を圧迫するとか、国内における砂糖を原料とする各種の工業に重大な影響を與えないであろうというような前提に立たれまして、統制廃止後における海外の砂糖市況と対比して関税定率法を一部改正いたしまして、一〇%なり一五%の関税を高めて