1993-04-02 第126回国会 衆議院 労働委員会 第4号
既にこの問題については質問もありましたが、さらに政府答弁もあったけれども、まず大きいところから見れば、今度の漁業離職者の問題はもちろんですけれども、関連産業が直面しているいろいろの困難というのは、一般的不況ではないのですね。国際協定という問題、そして政府の政策という問題、国の政策から生じた困難という点はもう非常にはっきりしていることだと思います。
既にこの問題については質問もありましたが、さらに政府答弁もあったけれども、まず大きいところから見れば、今度の漁業離職者の問題はもちろんですけれども、関連産業が直面しているいろいろの困難というのは、一般的不況ではないのですね。国際協定という問題、そして政府の政策という問題、国の政策から生じた困難という点はもう非常にはっきりしていることだと思います。
特に、現在の本場大島つむぎ産地は、御承知のような繊維産業の一般的不況というものに加えて、絹製品であるというところから、生糸高と製品安という両方のはさみ打ちに遭っております。さらに、この数年来の韓国つむぎの脅威によりまして、それが廉価で大量的に、加速度的に流入しているという状況で、深刻な打撃を受けております。
そうしますと、需要が非常に伸びておる時点においてはさして問題はございませんが、このような一般的不況のもとで砂糖の需要も停滞するというようなことになりますと、そこで供給過剰というふうな形で値崩れが起こるというような、私どもとしては非常にみっともないような率直に申しまして状況を続けておるわけでございます。
○大出委員 大変一般的不況という経済事情の中でおまとめになった勧告でございまして、そういう意味では、人事院の皆さん並びに集計その他に当たられております総理府の皆さん方に、御苦労さんでございましたという意味での御慰労を申し上げたいわけでありますが、大きな問題が幾つもございまして、順次承ってまいりたいのであります。
(拍手) また、円の切り上げによる影響は、ドルの切り下げと相まって、一般的不況も甚大であり、輸出関連産業、特に中小企業に対しては深刻なものがあると考えなければなりません。これらのことは、前回の切り上げの際の体験を生かし、常に早い目、早い目に手を打っていかなければならないのであります。(拍手)また十分配慮も願わなければなりません。
○澤田説明員 ただいま御指摘の年末対策の資金についてでございますが、御承知のように、本年は一般的不況に重なりましていろいろな経済界の問題がございます。それに応じて何回か資金の増額が行なわれたわけでございます。一般不況対策として百五億円、それからいわゆるドル防衛問題に対応してわが国民金融公庫は三百五十億、これで年末に五百四十億、こういう追加が行なわれたのでございます。
ただ、私が考えるのは、ニクソン・ショック、一般的不況、それに日米の協定、その上に平価調整と、こうきたら、これはどこからどこまで、繊維の状態などがどこからどこまで、どういう理由によるのかということは、全然区別できないわけですが、すべてが君が責任者としてやった日米両国の政府間交渉の結果であると、こう、まあ言われてもしようがありません。
○堀委員 そこで、一般的に不況カルテルの場合には、生産が過剰になって価格が非常に下がってくるために、その企業の存立が危うくなるといいますか、そういう情勢が見られたときに、その品種別にカルテルを申請してそれが認められるというのが私は一般的通例だろうと思うのでありますが、その場合の不況カルテル、一般的不況カルテルはおおむね価格がかなり中心の課題になる、こう考えますので、不況カルテルを申請したときの価格からある
このような判断から言えますことは、現在のわが国の財政を通ずる不況対策というものは、一般的不況期に提案されます財政政策とは、おのずから異なる方式を採用せねばならないということであります。その方式は、先ほど申しましたように、税制はあまり変更しないで、財政支出増加の方法にたよるという道であります。そして、この方式に基づきます限り、当然国債の発行が必要となってまいります。
夕張第二鉱は、昭和三十四年十二月の出炭量は五万三千九百トンでありますが、原料炭が九二%を占めておりますので、石炭業界の一般的不況にもかかわらず、いまだ不況の影響は少ない模様であります。 災害発生の状況は二月一日午前一時五十分ごろ、第二鉱本坑ベルト斜坑坑口装検見張所が圧風により倒壊し、坑口送電線が破壊し、停電いたしました。
第三項は、共済契約者である中小企業者が、当該契約の被共済者である労働者の同意を得た場合、または掛金の納付を継続することが天災事変または一般的不況等の事由により著しく困難であると労働大臣が認めた場合に限り、共済契約者である中小企業者が当該契約を解除できる旨を規定したものでございます。
この不振の原因については、金融引き締め等の一般的不況によるもののほか、当地方の特殊事情として、機業の格別の不況と沿海漁業の連年の不漁が大きく影響しているのであります。当局は成績向上のため、全機能をあげて必死の活動を行なっているが、所期の目的を達成することについては、相当の困難があるものと認められるのであります。
すなわち岡山県の児島地区では、綿学生服関係が、合繊学生服等の進出によりまして、一般的不況要因のほかに、さらに困る問題が生じており、現在約四割の自然操短の状況にあります。兵庫県の播州織物も輸出不振の影響を受け、工賃の値下りに苦しんでおります。また京都府の西陣、丹後ちりめんのごときは、古くからの伝統産業であり、保証付でありますので、不況のため返品が多く、また下請業者は工賃の下落に悩んでおります。
いわゆる一般的不況対策といたしましてのものは、ただいま対策を講ずる段階だとは思いませんが、生きておる経済の面におきまして、時々出て参ります現象に対しましては、それぞれ対策を立てて参ること、これはもちろんあり得ることだと思います。
最後に、私は今日の蚕糸業の不振は偶然起ったものではなく、従来の物量増産一点張りの、流通消費を無視した無計画な農林政策の欠陥を暴露したものであってこれに加うるに、岸内閣の経済政策の失敗による一般的不況のしわ寄せが、繊維産業のうちでも最も弱い蚕糸業に集中的に現われ、そのしわ寄せがさらに弱い養蚕農民の犠牲に転嫁されようとしていることに、痛憤おくあたわざるものを感ずるのであります。
技術革新でありますとか、一般的不況の進行でありますとか、いろいろ原因はあると思いますけれども、五月の金融引き締め以後、特にこの傾向が顕著になっております。その犠牲を下請工業の方に多くしわ寄せしておりますことが、傾向としても看取できるのであります。
こういった場合に、一般的不況の名のもとに、二割操業あるいは三割の設備制限を行うという画一的な規制が行われた。しかも、これが四年も五年もの長きにわたって行われるような場合、その中小企業自体にとっては悪平等化以外の何ものでもないのであります。また、大企業にとっても必要数量が手に入らなくなるわけです。
御承知のように、このような一般的不況の中にありまして、中小メーカーもやはり非常な金詰まりを受けておりますから、私どもといたしましては、大蔵当局におかれまして、銀行融資というような点について御協力を願いたいと思うのであります。
又景気沈滞は繊維工業に限らず、その関連産業及び産業一般に及んでおるわけでありますが、ただこのような一般的不況の中で、大規模の近代工業や設備の優秀な工場は比較的順調に生産を続けており、中小企業、殊に零細な且つ設備の貧弱なものほどその業態が著しく悪化していることは言うまでもありません。
現在のような一般的不況の時期におきましては、産業界からの金利引下げの要望が出るのは当然のことであります。これに対して日本銀行並びに市中銀行その他では反対の意向のようでありますが、大蔵大臣のこの問題に対する御所見を承りたいと思います。