1997-04-25 第140回国会 衆議院 厚生委員会 第21号
一般療法もあります、薬物療法もある、手術もある、いろいろな治療がある。すべてそれは治療の一環だというふうに私は思います。どこからどこだけ分けるということはできない。その全体の医療に対して一部負担というのがあるのだというふうに私は思います。 それを、今回、なぜ薬物だけ、薬剤だけ取り分けて、そこに一部自己負担を新しく創設をするのかということについては、全く筋道が通らない話だ。
一般療法もあります、薬物療法もある、手術もある、いろいろな治療がある。すべてそれは治療の一環だというふうに私は思います。どこからどこだけ分けるということはできない。その全体の医療に対して一部負担というのがあるのだというふうに私は思います。 それを、今回、なぜ薬物だけ、薬剤だけ取り分けて、そこに一部自己負担を新しく創設をするのかということについては、全く筋道が通らない話だ。
先ほども言いましたように、一般療法、これは患者の理解が不可欠です。ちゃんとお話をして、ちゃんと納得してもらわなければ、そのように、行動は変わらない。三分じゃ済みませんね。診察で一分、そして説明で一分、処方せんを書くので一分、一分ずつでも三分はすぐ済んでしまうわけでございまして、そういう中で、大臣さっきおっしゃられたような、一般療法をしっかりとやろうということ自体がなかなか許されていないのだと。
と申しますのが、一つは対策の中での化学療法あるいは手術療法等によりまして、従来でございますと一定の進行を見たものは古くからの大気、安静、栄養というだけの一般療法ではなかなかそれ以上積極的に食いとめられない、死の転帰をとるというのが従来の例でございましたが、これが食いとめられるようになりまして、進行をとめるのみならず、相当のものを治癒に向かわせることができるようになった。