1948-12-04 第4回国会 衆議院 水産委員会 第1号
從つて全部魚價を上げる必要があるのでありますが、しかしこれは一般物價体系の関係もありまして、なかなか全体の魚價を上げるというような策は困難と思いましたので、ある種類にわたつて目下物價廳においても立案されております。その内容はちよつとここで、まだ実現できるかどうかわかりませんので、申し上げることを差控えたいと思います。
從つて全部魚價を上げる必要があるのでありますが、しかしこれは一般物價体系の関係もありまして、なかなか全体の魚價を上げるというような策は困難と思いましたので、ある種類にわたつて目下物價廳においても立案されております。その内容はちよつとここで、まだ実現できるかどうかわかりませんので、申し上げることを差控えたいと思います。
特に鉄道運賃というものは、今までの鉄道当局の説明では、これが物價体系の中に占める割合は非常に低いから、一般物價体系とは無関係に、勝手に運賃値上げができるという、そういうことを絶えず運輸当局は言つております。
その際の政府の説明によると、一般物價体系の一環として鉄道運賃の改正をする。こういうふうな説明であつたのであります。今回の改正の根本の考え方が先達ての大臣の提案理由の中にありましたように、独立採算制確保のための改正でない、物價の総合調整の見地から処理したのだ、こういうふうに言つておられますので、やはり一般物價との均衡を尊重して、そうしてその会計の一環として鉄道運賃の改正が行われる。
一、米價調整の方法については一般物價体系と均衡せしむるごとく調整すること、 二、調整の結果生ずる調整金は農家経済の維持と農業再生産確保の見地よりこれを供出農家に交付するの措置を講ずること。 以上の案文を各派交渉会の方に農林委員会はかくのごとくきめましたということを御報告申し上げまして、さらに議会運営委員会なり、各派交渉会で成案を得て本会議に上程して、院議をもつて決定願うような手続きをとります。
ですから旅客運賃が一般物價体系に占める地位がどうあろうと、こうあろうと、現在のたとえば三千七百円ベース、あるいは全官公廳の言つている五千何百円ベースにしても、とうていこれは負担しきれない。旅客運賃が上る、また遠距離を動く人には禁止的なもので、やみ價格が一挙に上つてしまう。いろいろ旅客運賃についてはむずかしい点がある。
政府におきましては、こういう面からも考慮いたしまして、適当に改正をいたしたいと思いますが、何分にも薪炭の價格のみを切り離して、今ただちに処置をするということはできませんので、近く一般物價体系が改訂される際に、國会側の御意見を尊重いたしまして、適当な措置をいたしたいと考えるわけであります。
これは決して一般物價体系に比べて安いとは言えない。一般物價体系の六十五倍というベースを見ても、これはいろいろ種々雜多なものを合わせて平均の倍率である。從つて百倍のものもあれば、また二十倍、三十倍のものもあるのであります。決して郵便料金だけが安いという断定にはならない。われわれが求めておるのはそういう抽象論的なものではなく、科学的な根拠を示してもらいたいというのであります。
問題が起つた、又財政法第三條は施行されない、この二つの條件が、仮に財政法第三條が施行せられましても、國会の閉会というようなことが考えられますが、今日の國会は先程申しましたように大体においてパーマネントであるという点から、この点は問題にはならないと思いまするが、財政法第三條が施行されないで、尚且つ緊急止むを得ないときは、公告期間を一月未満に短縮してまでも運賃の改正をやらなければならん、而もこれが一般物價体系