1990-06-07 第118回国会 参議院 予算委員会 第20号
〔理事平井卓志君退席、委員長着席〕 あと十年後になりますと二十一世紀を迎えますが、この戦後処理問題は二十一世紀まで持ち越されずに処理、解決してもらいたいと願うものでありますが、西ドイツやイタリアでは国内一般災害者に至るまでその人的損害、物的損害のすべてに対して既に救済措置を講じていることを思うときに、余りの相違に驚かざるを得ません。
〔理事平井卓志君退席、委員長着席〕 あと十年後になりますと二十一世紀を迎えますが、この戦後処理問題は二十一世紀まで持ち越されずに処理、解決してもらいたいと願うものでありますが、西ドイツやイタリアでは国内一般災害者に至るまでその人的損害、物的損害のすべてに対して既に救済措置を講じていることを思うときに、余りの相違に驚かざるを得ません。
一般災害者は大体たき出しですよ。どうなんですか。
天災融資法にしてみましても、三分五厘というものが今度三分になりまして、償還年限も六年に延長になったわけでありますが、われわれは、もともと三分というものを特別指定地域外の一般災害者に適用して、特別の被害地域に対しては無利息にしてもらいたい、こういう念願を多年持っておったわけでありますが、御承知のように、不況克服の対策としての山一証券の救済問題に政府はおおばんぶるまいをしておりますし、何も農林省だけが御遠慮
東京地方裁判所の判決理由書の中にも、いわゆる今日の原爆医療法というものは、こんなものではどうにもならないのだ、しかも原爆を受けた人々の被害、不安、そうして今日の生活態様というのは、とうてい他の一般災害者とは比較にならない、それほど深刻なものであるというのが、東京地方裁判所の判決理由書の中にあるわけです。