1956-12-12 第25回国会 参議院 法務委員会 第6号
宮城さんよく御承知の通りに、恩赦には大赦と特赦とございまして、特赦には一般減刑と特別減刑、復権、刑の執行免除がございます。新聞にはこれが混淆して書いてあるのが少くない。新聞の方は比較的記事は正確でありますが、投書、社説等が不正確でありますのは、これは専門家でないからやむを得ません。
宮城さんよく御承知の通りに、恩赦には大赦と特赦とございまして、特赦には一般減刑と特別減刑、復権、刑の執行免除がございます。新聞にはこれが混淆して書いてあるのが少くない。新聞の方は比較的記事は正確でありますが、投書、社説等が不正確でありますのは、これは専門家でないからやむを得ません。
それからこの一般減刑から漏れました特殊のいわゆる凶悪犯、こういう者につきましてもできるだけ減刑を個別的に考えて行きたい。こういう考え方でいたしております。
しかし先ほども申し上げましたように兇悪犯に対しては個別的な減刑を考えてもらつてもいいが、一般減刑に対してはぜひとも従来の例以上の刑期の短縮をしてもらいたい。こう考えておりますが、この点に対する方針はいかようにとられておりましようか。この点を伺つておきます。