1975-02-21 第75回国会 衆議院 建設委員会 第4号
これは民間の事業者の方で後は考えたらどうかという御質問でございますが、阪神−奄美間の輸送につきまして仮に島民割引をやりますと、それが逆に言えば一般旅客運賃をアップしないと船会社、事業者としては経営がむずかしい。現に、昨年の運賃改定もございましたが、その前、各社すべて赤字でございます。
これは民間の事業者の方で後は考えたらどうかという御質問でございますが、阪神−奄美間の輸送につきまして仮に島民割引をやりますと、それが逆に言えば一般旅客運賃をアップしないと船会社、事業者としては経営がむずかしい。現に、昨年の運賃改定もございましたが、その前、各社すべて赤字でございます。
こういう題をつけて、内容は、公共料金の軒並み値上げの続く英国では、八日、また国鉄料金が一般旅客運賃で五%、貨物運賃で二%、今月十七日にそれぞれ値上げすることが本ぎまりになりました。英国の国鉄の運賃値上げは、一九七一年、一昨年ですが一五%から二五%、こういう大幅の値上げをしておりながら、一九七二年、昨年三月に三%、九月に七・五%上げております。今回またこの値上げに踏み切ったのでございます。
最初に、経済政策の点からおっしゃった御意見でありますが、三本の今度の財政再建の方針というのはオーソドックスでけっこうだという御意見の中に、当然運賃値上げ分、国民の犠牲という点については、わが身に引き比べてあなたは、この値上げの幅というのは、言うならば値上げがあっても、定期運賃にしても、一般旅客運賃にしても、貨物にしても、あるいはそれがどのようにその他の料金にはね返ろうとも、そういうことは実感から消化
この黒字は九〇%が一般旅客運賃であり、庶民の負担によるものであります。国鉄貨物のすべてが独占資本の生産物とは申しませんが、その六〇%は大企業の貨物であることを強く主張せざるを得ません。(拍手) 赤字閑散線の廃止と政治路線の建設、反国民的貨物取り扱い駅の廃止など、利用者に背を向けた国鉄の再建策についても反対せざるを得ません。
ところが、一般旅客運賃のほうが一五%上がるということは、これは今度は公共性というものが無視されていくんじゃないか。社会資本の充実をそれだけ十二分にできる、今回の一五%の値上げで国鉄投資がきちっとできるということならば私どもわかるのですけれども、ただ運賃だけが一五%上がるということは、公共性を無視したことになってくるんじゃないか。
しかしこれはやはり一般旅客運賃あるいは貨物運賃と比較して、そういう面から将来は制定をしていかなくてはいけないと思います。こういう点について、過渡的措置としてプール計算ということもやむを得ないと思いますが、そういう点を将来はそうでない、一般旅客貨物運賃等とにらみ合してやっていかなくちゃならぬと思いますので、考慮していただきたいと思います。
○政府委員(伊能繁次郎君) 今事例をおあげになりました点につきましては、お説の通りと存じますが、率直に申し上げますと、一般旅客運賃よりも、一般の大衆のふところあるいは経済の実態に影響を及ぼすというおそれのありますものは、定期運賃と貨物運賃、この二つが主として一般の日本国内の経済情勢に影響を持つということに相なると存じますが、御承知のように、来年度の国家予算も一応均衡財政という点を打ち出しておりますので
そうすると、物価の騰貴は三百二十一倍にふえておるが、国鉄の一般旅客運賃は、昨年八月ごろの統計では大体百三十五倍になつておる。私は九州の八幡ですが、私が市会議員当時十円札一枚出すと、たしか片道で八銭くらいのつりが来た。それから計算をしまして、国鉄の旅客運賃というものが大体百三十五倍になつておる。物価の騰貴率は三百二十一倍、それから貨物運賃はこの率よりも少し上つて百六十二倍に上つている。
大蔵大臣も御承知の通り、今は割引率が半額に近い、こういう割引率をいたしておるということは、今申し上げましたように、日本の今日における勤労階級の生計の実態を勘案し、これに対して普通旅客の運賃と同じ運賃をとるということは、勤労階級の生計に対する一大脅威であり、それがやがて日本経済の再建に重大なる支障があるという建前もあつて、定期券のごときは最大の割引をいたしておる、こういう割引をしておるものを、かりに一般旅客運賃
この要旨は、航路普通旅客運賃は一般旅客運賃に比し割高となつているので、その引上率を二割五分ないし三割に引下げようというのであります。
これは一般旅客運賃の値上げ二割五分に対しまして、非常な高率になつておるのでございまして、これを一般旅客運賃と同率の約二割五分の値上げにとどめたいというのが修正の趣旨でございます。なお今回の改正により、第六條に第二項が加えられましたので、別表第二に「第六條の規定による急行料金」とあるのを括弧いたしまして、「第六條第一項の規定による急行料金」と改める必要があるのであります。
國鉄の一般旅客運賃の引上げという面においては、ある程度は吸收できる問題を持つておる。ただその場合に問題になることは、定期の引上げという問題と、それからそれについての割引の撤廃という問題、これは先ほども私が申しましたように、生産に直結する問題であつて、しかもこれは安定帶物資と同じような考えを持つて操作しなければならないような経済要素だと思います。
これは恒久的な復興対策でありますが、さらにその間二年あるいは二年半というような長年月の間、すでに十数年間敷設されている鉄道の沿線の住民の不便ということも考慮いたしまして、さしあたり第一次應急施設という考え方をもちまして、この中にガソリンカーを通す、ガソリンカーを通しますのは、もちろん一般旅客運賃をとつて行くわけには参りませんけれども、特殊事情のある人でもあるいは荷物でもこれに乘車もしくは積荷の便宜を
学生の通学定期の割引率は、現行のそのままといたしまして、基本賃率の倍數を、その今回の衆議院修正は、一般旅客運賃は約二・五五倍に修正されましたが、それに対しまして学割の方は二倍にいたすことに内諾をさせて頂いております。それから学生の特定の休暇で帰國をいたします場合に、從來は二割を割引しておりましたのを、今後はもう少しこれを強化いたしまして、大体約五割引に強化をいたすということに考えております。
一、一般旅客運賃、現行の二倍。 一、航路旅客運賃、現行の二倍。 一、急行及び準急行料金もそれぞれ現行の二倍。 一、貨物輸送料金、現行の三倍。 一、旅客の遠距離逓減を三段階とする。 しかして、これを実行するとともに、 イ、旅客並びに貨物の増送による増收計画。 ロ、國鉄を利用する廣告、設備その他の賃料計画の合理化による増收。 ハ、國鉄特殊財産の整理による経費捻出。
しかるにそれら國鉄の利用不可避とする條件のもとに立つておるところの定期券の利用者、あるいは学生の通学者こういつた方面にまで、一般旅客運賃と同率の三・五倍にすることによつて、それらの通勤者に及ぼす影響、通学の学生をもつ家庭の生計に及ぼす影響は、きわめて事は大きな、深刻なものがあろうと私は推測をいたしておるのであります。