1991-09-03 第121回国会 参議院 証券及び金融問題に関する特別委員会 第3号
○本岡昭次君 私は、ここで総理あるいは大蔵大臣に投資家の保護、投資家というのは一般投資家、大衆投資家というふうに考えていただきたいのですが、それをはっきりさせていただきたいと思うのです。 結局、今回のこの証券スキャンダルが明らかにしたことは、有価証券投資にかかわって、損失補てんが実質に受けられた主体と、そうしたチャンスが全くない。
○本岡昭次君 私は、ここで総理あるいは大蔵大臣に投資家の保護、投資家というのは一般投資家、大衆投資家というふうに考えていただきたいのですが、それをはっきりさせていただきたいと思うのです。 結局、今回のこの証券スキャンダルが明らかにしたことは、有価証券投資にかかわって、損失補てんが実質に受けられた主体と、そうしたチャンスが全くない。
そして結局、一般投資家、大衆投資家をないがしろにして、その犠牲のもとに大手の機関投資家だけの利益を図った。しかも、社会悪として糾弾されるべき対象である暴力団への実質的な資金提供がそうした中で行われていったということ、この問題にかかわって私たちがどういう具体的な解決ができるかということを迫られている、私はこう思います。
証券界としても今後ますます一般投資家、大衆投資家の信頼を得るような姿勢を貫いていきたい、このように考えております。 どうぞよろしくお願いいたしたいと思います。
一つは、八条の解釈変更によりまして、商品取引所に上場されている商品以外の商品の先物市場の開設並びにこれらの市場による取引は法の規制外になった、こういうことで一種の野放し状態になっておりますが、一般投資家大衆を保護するという観点から、このままの状況でよいのかどうかという点を、もちろん金から発した問題ではございますが、全般的な取引問題として現在検討中でございます。
御専門の先生に非常に失礼だと思いますが、われわれ公認会計士の監査は、一般投資家大衆の投資判断に資するために、財務諸表に対する適正意見を表明するというのが前提になっておりまして、そういうような意見表明をする前提といたしましていろいろ監査手続があるわけでございますが、その監査手続を施行する前提といたしましては、一応統計的あるいは経験的な手法がございますが、試査を前提にしておるわけでございます。
慎重な配慮をするということは、私どもは一般投資家大衆の立場を考慮して慎重な配慮をする。ところが、ああいった形で、それが再建対策はなったとおっしゃるけれども、あとでお尋ねいたしますが、そういった私どもが人づてに聞いておりました時期より前に流れる、そういうこと自体に対して、私は、各社に対し、また私どもに対して、それで済むのかということを申し上げておるのです。
それから単純に絶対安全であるというような広告でありますれば、常識的にはほとんど同様の内容に解釈されるわけで、一般投資家大衆がどう判断するかという問題でありますので、それも決して好ましいことではありませんので、そういうことも厳重に取り締まっております。
一般投資家大衆の擁護という観点からしますときには、やはり市場機能の急速な回復と、それから異常な要素の入ったときの、そのままのナチュラルなプライスがフェアなプライスであるとはどうしても言い得ないような異常な場合もございますので、こういうときにはやはり一定の新しい資金が入るとかあるいは信用供与を押えるとかという方法をもってして、市場の正常な機能の発揮と投資家保護に資するということにおきましては証券取引法
とかなんとか、いろいろあるのだけれども、この第百八条双方代理の禁止の原則に違反をした証券取引を行なうことによって、安く買えるものを高く売りつけられた、こういうような事態が起きて、そのもの自体が損害を受けたときには、私はここに国家賠償の責任があるとは言いませんけれども、理論としては、そういうやり方を認めていること自体によって、一般投資家大衆にそういう損害が与えられること、そういう状態を政府自体が作っておいた