2011-04-13 第177回国会 参議院 国民生活・経済・社会保障に関する調査会 第5号
一つは、一般扶助と言われる性格でして、これは無差別平等原則とも言われますが、貧困であれば稼働層でもこの制度を利用できるという、こういうことになっております。
一つは、一般扶助と言われる性格でして、これは無差別平等原則とも言われますが、貧困であれば稼働層でもこの制度を利用できるという、こういうことになっております。
それから例の特例の傷病恩給受給者、昭和三十一年の恩給特例に関する内地等での平病死の方々に対する特例扶助料、これも扶助料を一般扶助料と同じにして、戦地、内地の区別のない太平洋戦争の状態から言えば、これも一括して、戦没者に対しては特例扶助料を公務扶助料に切りかえてあげる。
次は医療扶助の問題についてですが、生活保護費の場合には一般扶助主義をとっている、ということは前渡しになっておりますね。大臣、おわかりですね。そのために一カ月分の生活費を前渡ししてあるわけですね。それで、そこにもし別の収入が入った場合には翌月に、これは収入認定として取られるわけですね、被保護者からすれば。そういう形をとっている。こういう一般扶助主義というのは、私は近代的だと思うのです。
一般扶助料が七割にも上がろうという附帯決議も出ている時点で、公務扶助料と同額とするという提案に対して、御意向を承りたい。
○大原委員 医療扶助、出産扶助、これはいわゆる一般扶助とは分けて、一般扶助をもらっておろうがおるまいか、そういうボーダーランイ層の人に、ついて、必要があれば出すのですね。
すなわち、戦地において戦死した者ないしは戦地において戦病死した者、こうした者に今まで一般扶助料でありますとかあるいは恩給等がついておったのでありますが、御承知のように、今度は、戦地で発病いたしましたその病気に至りましても、従来は銃弾によるもののみでございましたけれども、今度は結核でありますとかあるいは胃ガンといったような、呼吸器ないし消化器系統の傷害に対するものまでが戦病死として取り扱われ、広く遺族