1951-02-22 第10回国会 参議院 建設委員会 第5号
併しながら特別調達庁といたしましては勝手に余分の金を抑うということにも勿論行きませんし、いろいろ実際上の協議をしつ世間の状況に応じまして、例えば一般官公職員のべース上げがあればそれに相比例して進駐軍関係の労働務者もこれも同じく特別職でありますが、政府の雇用人という立場にありますので、同じように考慮されております。
併しながら特別調達庁といたしましては勝手に余分の金を抑うということにも勿論行きませんし、いろいろ実際上の協議をしつ世間の状況に応じまして、例えば一般官公職員のべース上げがあればそれに相比例して進駐軍関係の労働務者もこれも同じく特別職でありますが、政府の雇用人という立場にありますので、同じように考慮されております。
これですら一般官公職員の間には大きな不満があるというのが現状でありますから、そういたしますと、三千九百二十円ベースをきめたときには八時間に延ばせばこれが三千五百三十九円になると私は承知しておるのです。もし六・六の勤務時間で三千七百何がしの予算案が組まれてあるということになれば、これは八時間に延ばしますならば、その割合で数字が民間企業におきましてもずつて上まわりするということは当然だと思います。
國會の職員につきましては國會職員法という法律がございまして、議院におきまして國會職員の給與を定めるという建前になつておりまして、一般官公職員とは立て方が少し違つております。議院におきまして、國會職員の給與についての基準を定めるという建前でありまして、もちろん議院運營委員會にお諮りになつて、おきめになるわけでありまして、そのラインに沿つて政府としては豫算を提出いたしておる次第でございます。
(三) 税務官吏の待遇、税務職員の待遇は、その職責の重要さ、その事務の繁劇さにも拘らず、一般官公職員のそれに比して劣惡である。 (四) 徴税の見透し、今後第三・四半期及び第四・四半期に徴收せねばならん租税收入は、約千七十億円の巨額に達し、而も所得税の申告期限、更正決定の時期、その他徴税技術の関係から、右の約八割見当が昭和二十三年一月以降年度末までの間に收納される見込である。
そこでお尋ねをいたすのでありますが、米窪勞働相その他經濟閣僚の人たちの間におきましては、一般官公職員の千八百圓ベースに對する生活の急迫を實際の面において察知しまして、何とかこの際において適當の應急措置を講じたいという考え方から、いわゆる越冬資金と申しますか、應急資金と申しますか、そういつた名稱のもとに何らかの措置を講じて、この計畫の齟齬をいたしておる穴埋めをいたしたいという考え方をもつておるやに承つております