2011-10-27 第179回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
その中には認知症等によりまして一般受刑者と同様に処遇ができないという受刑者がいるのも事実でございます。 ただ、残念ながら、その数につきましては統計上把握していないところでございます。
その中には認知症等によりまして一般受刑者と同様に処遇ができないという受刑者がいるのも事実でございます。 ただ、残念ながら、その数につきましては統計上把握していないところでございます。
○丸山和也君 時間が迫ってまいりましたが、考えてみたら大事なこと一つ抜かしていましたので、ちょっと問題が戻りますけれども、刑事局の、一般受刑者の隔離処遇ということについて、これは是非聞いてほしいという要望がいろんなところからありますのでお聞きしたいんですけれども。
受刑者に対する健康診断体制の問題について、二村参考人にお聞きしますが、参考人が二十五年前、一年間医務官として名古屋刑務所に勤務されていた当時、別に特段の病気を訴えてお医者さんのところに来た受刑者でない一般受刑者に対して、年一回決めて徹底的な健康診断、医師も関与した健康診断、そういうものはやられた経験はありますでしょうか。
更に言いましたら、実は殺人、放火などの重大犯罪に関して、精神障害者の再犯と一般犯罪者の再犯率を比較いたしますと、精神障害者の場合は六・八%、一般犯罪者の場合は二八%と、重大犯罪の再犯に関しましては一般受刑者の方がはるかに多いわけです。したがって、一般受刑者の予測は精神障害者を予測するより簡単なわけですね。
これをなぜ、こういう問題を精神障害者にはする、しかしそういう問題があるから一般受刑者には、もちろん法律の問題がありましょうけれども、一般受刑者にはしないというのがおかしいのだと思います。
のみならず、衆を頼みまして、施設の規律、秩序を乱したり、他の言わば弱い一般受刑者を威圧するなど、行刑機能を低下させるような行為に及ぶ者が少なくないわけでございます。施設内におきまして、このような行為を防止いたしましてすべての受刑者が安全に集団生活ができるよう所内規則を定め、規律、秩序の維持に努めているわけでございます。
また、他の一般受刑者に対していろいろ威圧するというようなことがありまして、そういった行刑機能を低下させるような者が非常に多いということでございます。 それから、覚せい剤事件の受刑者が非常にふえてまいりますと、これはそもそも、犯罪の罪質上、余り悪いことをしたという意識がございませんし、後遺障害によりまして、突如乱暴な行動に出ましたり、あるいは医療措置が必要になるということもございます。
ずっとこの間の国会審議を伺っていますと、大臣は、一生ではない、長きにわたらないようにということをされるとおっしゃいましたが、いわゆる一般受刑者の再犯率は三割もあり、精神障害者の方たちはその半分であるにもかかわらず、病気を理由に、治療を理由に、隔離、病棟に入れられて、治療の名のもとに再犯のおそれのチェックをされて、社会復帰が、外に出られないかもわからない。
ただいまの答弁の中で、坂口大臣が事実認識として、私は、一般受刑者の再犯率は三〇%、精神障害者の方の再犯率は一五%と聞いておりますが、この整合性というのはその中でどうなるんですか。 精神障害者の方が罪を犯せば、二度とそのようなことがないようにそこに閉じ込めて、そしていつ出られるかわからない、でもそういうことはないようにするというところが非常にあいまいなまま隔離をしていく。
ところが、少年刑務所の場合は、当初は面会も手紙の発信も月に一回、これは一般受刑者同様に。その手紙についても検閲もあり、発信を許さない等のこともある。そして、親が危篤なときに会いに行くことができるんですかという参加された委員の質問に対しては、そんなことはできないんだという答えが返ってきているようです。
っているわけではありませんで、結局、刑名とか刑期、あるいは犯罪傾向の深度、心身疾患あるいは障害の有無とか、あるいは人格の特性、そういった個々の高齢受刑者の持つ問題性に応じまして、それに適した処遇を行っているというのが原則ですけれども、一般的な傾向として申し上げれば、やはり高齢受刑者の場合、身体疾患、障害があったり運動機能等の全般的な低下によりまして歩行等の日常動作や意思の疎通が困難であるといったことが少なくありませんし、一般受刑者
○橋本敦君 最後の一問ですが、今お話しのアミティの関係でいただいた資料を見ましても、一般受刑者の七五%が三年以内の再犯、しかしアミティで治療プログラムを受けた関係の方は再犯率は二七%とぐっと低いという数字が出ているんですが、やっぱりこれだけ、今おっしゃったような対話を通じ、いろんなケアを通じて更生できるというのは、これは少年事件に限らず一般刑事事件でもそうだ、こういう理解でよろしいですか。
刑務作業も時間を短縮いたしておりますし、一般受刑者の作業よりは軽い紙細工などの作業もさせております。また、健康診断の回数も努めてふやすようにいたしまして、成人病などの早期発見にも留意しているというようなことで、適切な処遇を続けられるように引き続き努力をいたしているところでございます。
○石山(陽)政府委員 一種の年相応の老衰状態が進んでおるという形でございますので、一般受刑者の場合でございまするとやはり高齢者にはいわば養護的な処遇をしなければいかぬ、こういうのと同じような状態で、病院処遇でいいますると、特に老衰に備えて処遇をやっておる、こういう現状だというふうに御理解いただければよろしいと思います。
一つは、ただいま委員仰せのとおり、この問題が刑務所内の対立抗争事犯に波及いたしまして、その他の無関係の一般受刑者の方にそういった影響が及びやしないか。それともう一つは、対立抗争自身が、派閥の関係者が対立抗争しております社会一般の現象が刑務所内に、いわゆる行刑施設内に及びやしないか。この二つを憂えたわけでございます。
○政府委員(勝尾鐐三君) 全国の収容施設のうち、禁錮受刑者につきましては、一般受刑者と分画して刑の執行をすることになっております。その分画のための収容定員が全国で千八百でございます。
そこで、横山委員が詳細にその責任問題等までも質疑されましたから、私、若干お聞きしておきたいのは、今回は拘置所の問題ですが、一般受刑者の刑務所の問題もやはり同じようなことがいままででも繰り返されておるわけであります。
それで、皆さんに知っていただきたいことは、国事犯特別収容所と一般受刑者収容所において、捕虜に対するようなソ連独得の教育を強制されておったかというと、そういうことはありません。いわゆるラーゲルという言葉はいろいろあるのでありますが、これは英語のキャンプ、いわゆる野営所というのでありまして、言葉は美しいのでありますけれども、内容は労働をもって強制するという、人道上見られない点であります。
食糧の問題に関して、たとい一般受刑者であろうと、戦犯の受刑者であろうと、万国の刑務所とか監獄の連盟、協会等の会議において、十分体力を維持保全し、あとうだけのカロリーを与えることになつておることは御承知の通りであります。しかるに、ただいま伺いますと、食糧の事情等も、重労働等にはまことに不足しておるところの食糧が供給されておるようであります。
(拍手) さきに平和條約発効にあたり、一般受刑者に対し、最も広範囲にわたり特に恩赦、大赦の恩典を與えて、あるいはその刑を軽減し、あるいは免除して、この国家的慶祝をわかつたのは、まことに機宜を得た措置と申すべきでありましよう。(拍手)しかも、戰時中国家のため犠牲となつた人々が、いまなお囹圄に呻吟苦悩するという事実は、われわれをして実に断腸の思いあらしめるのであります。
先般平和條約が効力を発するに当り、政府は、この国家的慶祝を一般受刑者に及ぼし、広い範囲に亘つて恩赦を行なつたことは、誠に機宜を得た措置でありました。そのとき、いわゆる戦犯受刑者として巣鴨プリズンに拘禁されていた者九百余人ありまして、その他、比島モンテンルパに百十一人及び濠洲マヌス島に二百六人拘禁されておる者があります。
(二) ソ連並びにソ連勢力下の地域に抑留中死亡した者並びに戰犯関係として抑留されている者、一般受刑者及び病気のため残留している者等の氏名を速やかに発表せしめられたい。 (三) ソ連並びにソ連の勢力下にある地域に残留せしめられた日本人の生死及び動靜を調査するため、国際連合又は中立の機関若しくは人道的機関より速やかに調査団を派遣せしめられたい。 右決議する。