1971-04-20 第65回国会 参議院 文教委員会 第11号
そういった方々に対する国としての表彰は紫綬褒章でございますとか、あるいは相当年齢に達せられました場合には一般勲章、そういった形での表彰を行なっておるわけであります。
そういった方々に対する国としての表彰は紫綬褒章でございますとか、あるいは相当年齢に達せられました場合には一般勲章、そういった形での表彰を行なっておるわけであります。
○政府委員(安嶋彌君) 文化勲章は外国人に授与できないというような禁止規定はございませんし、また一般の勲章にいたしましてもこれは数多く外国人に授与されておるわけでございますから、文化勲章、一般勲章を含めまして、国の栄典が外国人に及ばないというような原則はないものと考えております。
いろいろの点において問題になつて来ると思うのでありまして、私はそういうことが皆さまのお考えで可能でありますならば、審議会等の運営によりまして、産業人、文化人、その他のかたがたに広くこの一般勲章が、ここで申せば旭日勲章が授けられる機会を十分に与えて頂くという運用が可能ならば、私は理想論としてはむしろそういう勲章は一本で行く、菊花勲章の場合はこれは別といたしまして、旭日勲章一本で行くというのがむしろ理想的
ただその特別勲章をどういうものにするかということにつきまして、それから一般勲章というものとの関係をどうするかということについて、いろいろな論議がありました。大体産業勲章ということにして参つたらどうだろうかという考えにまとまつたのであります。
○中川幸平君 そうしますと文化勲章はあつてもいいけれども産業勲章というものを別個にこしらえるということは一般勲章が従来のやはり役人や政治家を対象にした制限のように思われる。それだから産業勲章というものをなくして、そうして旭日一本にして、従来のような役人や政治家偏重のような考え方でなしに運営すべきである、文化勲章はあつてもいい、そういうお気持なんですか。
ただそのときに多少疑問を持つて考えられますのは、産業勲章と旭日勲章でありまするが、一般勲章また功労章というようなものの関係がどうなるであろうか、あるいは文化勲章、産業勲章というふうな特別な勲章が設けられる、そうするとその関係のものは一般勲章のうち外に出されるという結果になりますと、一般勲章というものがやはり昔非難されておりましたように、あるいは一部の外交官であるとか、政治家であるとか、あるいは官吏であるとかいうようなところに