2003-07-01 第156回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
つまり、一般出資者の方に先に責任を取ってもらって、保険契約者の方が守られるわけですから。今の仕組みだと、保険契約者に先にロスカットをさせて、そして一般債権者は守られるわけですから。
つまり、一般出資者の方に先に責任を取ってもらって、保険契約者の方が守られるわけですから。今の仕組みだと、保険契約者に先にロスカットをさせて、そして一般債権者は守られるわけですから。
あのとき、もしもう少し母体行責任なるものと一般出資者の責任はいかにあるべきか、あるいは大蔵省と農林省の間にあった念書というようなものは一体、法的にどういう責任になるのかとか明確にされて、公的資金投入のルールについてもう少し議論が詰まっていれば、今日の金融危機に対して、あるいは不良債権の処理に対して、もう少し有効に機能し得たのではないかというふうに私は思うわけであります。
そうしてそういう点から見ますれば、非常に目ぼしいところの物件、すなわち保全経済会の不動産が、国税庁の強制執行によつて税の対象として取上げられるというような点が一般出資者にわかりまして、それがために非常に関心を持つておるわけであります。
それに対してまあいわゆる権利はそこにあるということになつておるのでありますが、それでそういう僅か二千万円に対して十二億もの金をどうするというようなことに対しては、この際どうしてもこれを一般出資者の了解を得て、そうして今後どうしても作らなければならんという一つの何と申しますか、資金としてこれを確保すべきである。なお蚕糸統制会社のほうはこれは糸価安定積立金として一億ほどの金があるのであります。