1948-06-08 第2回国会 衆議院 本会議 第58号
昭和二十三年度一般会計予算の計数につきましては、これを予算大綱のそれに比較いたしますと、国有鉄道事業及び通信事業両特別会計に対する業務収支差額の繰入れにつきまして、さらに検討を加えました結果、おのおの十億円ずつを増額いたしましたほか、その他の事項におきましても計数整理の結果若干の異動を生じておりまするが、総額におきましては、予算大綱の金額にいささかも異動を生じておりません。
昭和二十三年度一般会計予算の計数につきましては、これを予算大綱のそれに比較いたしますと、国有鉄道事業及び通信事業両特別会計に対する業務収支差額の繰入れにつきまして、さらに検討を加えました結果、おのおの十億円ずつを増額いたしましたほか、その他の事項におきましても計数整理の結果若干の異動を生じておりまするが、総額におきましては、予算大綱の金額にいささかも異動を生じておりません。
それならば一般会計から入れるとかなんとかして使うべきものなんです。若し將來貿易業者だけがこの負債を負担するならばそれはいいです。それはどうせ全國民の負担に掛かつて來る。全國民がこれを背負わなければならん。そうすれば現在こういう余分の金があるとすれば、これだけは余分だ、とすれば、これは我我の全面的な意味の國家的な再建事業にどんどん使つて行かなければならん。
今日は一般会計だけでも本年度は四千億円になんなんとするような……政府は考えでおるような有様であります。まあ二百分の一にしましても、昔の金の何千円くらいの程度じやないかと思います。こんなことで私は文化國家建設のために大きな発明ができるとは決して考えておりません。一つの良い蓄電池を発明しただけでも、恐らくこれは日本の経済を動かすような大きなものじやないか。
その後生活補給金二、八月分を支給したほか、本年一月にさかのぼつて二千九百二十円給與水準を採用することになつたのでありますが、通信料金はその間ずつとすえおきになつていたので、收入不足を補填する財源は、もつぱら一般会計よりの繰入金及び借入金によつて賄わざるをえなかつたのでありまして、結局昭和二十二年度通信事業特別会計損益勘定(特第一〇号補正予算)の收支は、收入において、百三十七億二千四百七十一万二千円であり
それは、本予算面におきましては、まず省内におきまして行政と現業とを分離いたしまして、行政面の費用は一般会計から賄うこといたした次第でございます。
けれども、われわれのもつておる資材、また國民の担税カ、これを考慮に入れて、すでにこの予算といえども、國民所得の二八%――一般会計、特別会計並びに地方の財政の負担を全部計算して、國民所得の二八%に相当する税を、國民大衆に要求いたしておるのであります。かくのごとき多額の負担を國民に要求することは、今日の日本においては、ほとんどその担税力の頂点に逹しておることは、皆さんの御承知の通りであります。
御案内のごとく通信会計は、特別会計制度の創設以來、毎年黒字続きでございまして、相当の額を一般会計の方に繰入れてまいつたことは御案内の通りであります。しかしながら、終戰以來のインフレーシヨンの結果によりまして、まとに遺憾なる状態となりまして、会計内容が惨憺たる状況でございます。
○國務大臣(冨吉榮二君) 林君のお尋ね中、進駐軍の費用を逓信省特別会計から支拂つておるが、これは一般会計から支拂うのがほんとうではないかとおつしやいますが、それはその通りになつているのであります。これはあなたの予算の見方がどこか間違つておると思います。(「拂つておるのか」と呼び、その他発言する者あり)拂つております。
えをきめかけておるわけでもございますが、この問題を実行に移しますにあたりましては、いろいろ今日の経済状態あるいは今までの運営をしてまいりました運営面、その他事務、技術方面に対しまして、錯綜いたした面が相当にありますので、短時日をもつてしてはできないことになりますので、まずこの予算に組み入れますにあたりまして、行政監督面と現業面との経費を分離いたしまして、そして今回予算案で御提案申し上げているのでありますが、行政監督費を一般会計
たちに対して與える思惠は、一方におきましては反対に國民の全体に対して租説その他の形式で御負担をかけなければならぬということにもなりますので、それで過渡期の措置といたしまして、独立採算制までもつていかないけれども、一應その方向に進むことによりまして、大きな赤字補填、すなわち一般國民から御負担を願うという方向を少くするという、両方の考え方を兼ね合わせまして、ただいま策定いたしましたような倍率にいたし、一般会計
しかるに今回はなるほど一般会計からの補填は九十七億円程度ではありまするけれども、一應独立採算制ということを趣旨として、今回の運賃の値上げがきまつたわけでありますが、私は独立採算制にあまりにとらわれて、他の國民経済の面を忘れたという感じが深い。
、專賣局の能力が拡張したのではなくて、單純なる附属設備であるから、いいんだというような御説明に相成るのでありますが、作業会計法は、さように法律は規定されていないのでありまして、固定資本の維持及び補修だけが、この特別会計において負担することが許されておるのでありまして、而して本件は、すべてこれ固定資本の維持でもなければ、補修でもないのでありまして、新たに加わるものでありまして、これは、正々堂々と、一般会計
先ず予算の目的外に経費を使用したものでございまするが、この点につきまして檢査院の御批難を受けたのでありますが、職員の宿舎用として土地及び建物の購入費二百八十六万八千円を一般会計で支弁しないで、専賣局作業会計で支弁いたしましたのを、予算の目的予算の目的外に経費を使用したものとのことでありますが、旧作業会計法は固定資本の新設又は増設は一般会計の支弁とし、その維持補修は特別会計の歳入で支弁する建前となつておりますし
すなわち今年度國有鉄道予算案は、当初要求に比し、大藏省と打合わせの結果、人員において約六万人、修繕費及び物件費等を合わせまして約六十億円の節減を行うこととし、非常に窮屈な経費を計上いたしますとともに、他方雜收入約十億円を計上する等の措置を講ずることとしたのでございますが、なおかつ收支不足百億円を出しておるのでありまして、この不足金は一般会計から繰入れることといたしたのでございます。
即ち一般会計においては五百十五億円の價格調整補給金を支出いたしまして、公定価格の著しい上昇を緩和することといたし、鉄道通信両特別会計に対しましては、一般会計から百三十億円の運営収支不足金の繰入を行いまして、かくいたしまして鉄道運賃の値上りは通行税を含めて現行料率の三・五倍、通信料金の値上りは現行料率の四倍に止めることといたしたのでございます。
すなわち一般会計においては、五百十五億円の價格調整補給金を支出いたしまして、公定價格の著しい上昇を緩和することとし、鉄道、通信両特別会計に対しましては、一般会計から百二十億円の運営收支不足金の繰入を行い、かくいたしまして、鉄道運賃の値上りは通行税を含めて現行料率の三・五倍、通信料金の値上りは現行料率の四倍に止めることとしたのであります。
すなわち、今年度國有鉄道予算案は、当初要求に比し、大藏省と打合わせの結果、人員において約六万人、修繕費及び物件費等を合わせまして約六十億円の節減を行うこととし、非常にきゆうくつな経費を計上いたしますとともに、他方雜收入約十億円を計上する等の措置を講ずることとしたのでありますが、なおかつそれでも收支不足百億円を出しておるのでありまして、この不足金は一般会計から繰入れることといたしたのであります。
百七十二頁からあるのでありまするが、二十一年度におきまして、経常、臨時部に亘りましての税金で、証明がまだ会計檢査院に來ていない、或いはまだいろいろ質問をいたしましても回答が参つていない、そのままである、そのために検査が終らないで未確認にしたというのが一般会計において経常、臨時で大体五億円あるのであります。
昭和二十一年内務省所管一般会計経費の予算額は八十九億二千百八十八万五千余円になつております。予算額及び予算決定後増加額の合計額は、百九億二千四百七十八万三千余円でありまして、この金額を前の予算額に比較いたしますと、二十億二百八十九万六千余円を増加しておりますが、この増加額の内、八千三十万五千余円は前年度より繰越しいたしました金額でございます。八千九百八十八万四千余円は予備金より支出いたしました。
○政府委員(森下政一君) 只今議題となりました昭和二十一年度一般会計歳入決算及び大藏省所管決算についてその大要を御説明申上げます。 昭和二十一年度の歳入決算額は経営部三百二十三億四千五百十七万余円、臨時部八百六十五億五千三百八十九万余円、計千百八十八億九千九百七万余円であります。
昭和二十一年度一般会計第一予備金の予算額は二億円でありまして、昭和二十一年勅令第四百四十号、即ち昭和二十一年度第一予備金及び経済安定費を以て補充することのできる費途に関する勅令の第一條の規定によりまして、右の第一号予備金を以て予算の不足を補充いたしました金額は、一億七千八百七十余万円であります。
次に、この法律案を実施するに必要な予算額は、一月ないし三月分については昭和二十二年一般会計予算補正(第十五号)及び特別会計予算補正(特第十号)に、四月、五月分についてはそれぞれの暫定予算に計上されてあります。 以上が本案の要旨であります。
第三点は、食糧配給公團の人件費、事務費の同公團に対する交付金と同公團からの納付金は、從來一般会計でこれを行つておりましたが、これをこの会計の所属とする必要があり、必要な改正措置を講じた次第であります。 次に、昭和二十三年の所得税の予定申告書の提出及び納期の特例に関する法律の一部を改正する法律案について申し上げます。
更に第三点は、食糧配給公團の人件費、事務費の同公團に対する交付金と、同公團からの納付金は、從来一般会計からこれを行なつておりましたが、その性質に顧みまして、これをこの会計の所属とする必要があり、これに必要な改正措置を講じた次第でございます。 以上の理由によりまして、この法律案を提出いたしました次第でございます。何卒御審議の上速かに御賛成あらんことを希望いたします。
昭和二十三年五月二十八日(金曜日) 午前十時十九分開議 ————————————— 議事日程 第三十九号 昭和二十三年五月二十八日 午前十時開議 第一 昭和二十三年度一般会計暫定予算補正(第三号)(委員長報告) 第二 昭和二十三年度特別会計暫定予算補正(特第二号)(委員長報告) 第三 電話の加入申込者等に公債を引き受けさせるための臨時措置に関する法律案(内閣提出、衆議院送付
○櫻内辰郎君 只今議題となりました、昭和二十三年度一般会計暫定予算補正(第三号)及び昭和二十三年度特別会計暫定予算補正(特第二号)案の、予算委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。去る五月十七日より五月二十七日まで愼重に審議いたしまして、質疑應答の後、五月二十七日討論に入り、採決の結果、全会一致を以て原案通り決定すべきものと決定いたしたのであります。
この際日程第一、昭和二十三年度一般会計暫定予算補正(第三号)、日程第二、昭和二十三年度特別会計暫定予算補正(特第二号)、以上両案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
更に伺いたいのは、政府は特別会計において鉄道運賃を一挙にして三倍半に値上げする、通信料を四倍にするということでありまするが、この影響は國民生活に非常なる打撃を與えるもので、かようなことは勿論政府は非常に慎重に考慮せられた結果であろうと思うが、これによつて特別会計が、いわゆるその特別会計の性質によつて、一般会計に脅威を及ぼさないような経理ができるためにおやりになるのであろうか、その点をお聴きしたいと思
————————————— 本日の会議に付した事件 ○昭和二十三年度一般会計暫定予算補 正(第三号)(内閣提出・衆議院送 付) ○昭和二十三年度特別会計暫定予算補 正(特第二号)(内閣提出・衆議院 送付) ————————————— 午後三時十五分開会
昭和二十三年度一般会計暫定予算補正第三号及び昭和二十三年度特別会計暫定予算補助特第二号を原案通り可決することに賛成のお方の御起立を願います。 〔「総員起立」〕
○上林山委員 私は民主自由党を代表しまして、六月分暫定予算である一般会計及び特別会計について、警告を付して賛成の意を表するものであります。
長野重右ヱ門君 大原 博夫君 中村 寅太君 野坂 參三君 出席國務大臣 大 藏 大 臣 北村徳太郎君 出席政府委員 大藏事務官 福田 赳夫君 委員外の出席者 專門調査員 芹澤 彪衞君 專門調査員 小竹 豊治君 ————————————— 本日の会議に付した事件 昭和二十三年度一般会計暫定予算補正
これより昭和二十三年度一般会計暫定予算補正(第三号)及び昭和二十三年度特別会計暫定予算補正(特第二号)の両案を一括して討論に付します。上林山榮吉君。