1972-04-26 第68回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第13号
○井上説明員 いま現実に地盤沈下を起こしております東京、大阪あるいは佐賀平野、新潟、そういうあたりでは、私のほうで一等水準点、これはもともと地盤沈下調査が主目的ではなくて、全国の位置、高さを正確につかむための基準点でございますけれども、そういう基準点を置きまして、これを明治以来繰り返し測量をやっておるわけでございます。
○井上説明員 いま現実に地盤沈下を起こしております東京、大阪あるいは佐賀平野、新潟、そういうあたりでは、私のほうで一等水準点、これはもともと地盤沈下調査が主目的ではなくて、全国の位置、高さを正確につかむための基準点でございますけれども、そういう基準点を置きまして、これを明治以来繰り返し測量をやっておるわけでございます。
一等水準点は五年に一回というようなお話もございましたが、こういうようなのは正確に全部三角測量かなんかおやりになっておやりになるのじゃなかろうかと思いますが、地震の予知のためには、もうちょっとラフにというわけにいかないでしょうか。たとえば空中写真で三角点だけをはっきり書いておって、ぱっととってみて、そしてそれによって前のときに写したやっとこうやってみて、どうも非常に違う。
たとえて申しますと、一等三角点とか、一等水準点というのがございますが、その測量は、先ほど萩原先生からお話がございましたように、昔は三十年ピッチでやっておったわけでありますが、地震予知ということが非常にやかましくなりまして、一等水準点は大体二万キロの延長にあるわけでありますが、それを五年の周期でやる。
○原田説明員 昨年九月に国土地理院で、七月から十月でございますが、実施いたしまして、その結果水準測量をやりまして、その結果とその前年三十九年の八月から十月の間に一等水準点、二等水準点を実施したその差から、最近の規制の行なわれました三十四年ですか、その効果がどのくらいあるかということと、それから三十九年の六月のときの新潟地震による地盤沈下、それのあとどういうふうに経過があるかという二つの目的で、こういう
○原田説明員 昨年度は、第一番にこの一等水準点として——主として国道でございますが、二キロメートルごとに水準点が植わっております、それをまず第一に着手したのでございます。
それと、沈下対策事業のほかに、先ほども申し上げましたように、地震後いろいろ、隆起、陥没あるいは砂の噴出というような事態がございまして、これらの処置につきましては緊急を要しますので、地理院のやっていただきます一等水準点を一応原点にいたしまして、沈下地帯一帯の測量は完了いたしました。
国土地理院の部長さんに伺いますが、岩室村を一等水準点として計算し直しておるということであるが、大体その計算はいつごろになりますか。そしてそれを基礎にして、やはりいま申し上げたような万般の計画設計が再検討されなければならないのではないかということを私は考えるのですが、部長さんどうですか。
御承知かとも思いますが、港湾の地盤沈下の傾向と申しますか、港湾地域の沈下対策の基準点と申しますかは、先ほどお話がございましたように、臨港地区の一等水準点をとってございまして、この傾向を押えながら従来も沈下対策をやってきたわけでございます。今度新しい新潟地震に対します復興計画の中で、余裕値三十センチをとってございます。
ところが、いろいろ調べてみますと、加治川村はどうもいろいろ不規則な変動をしているらしい、この点を不動点とするのはあまり適当じゃない、むしろ新潟の南部、弥彦村付近の水準点をもとにしたほうがよさそうであるということで、今年六月ごろから、弥彦の近くにございます岩室村というところの一等水準点を不動といたしまして計算をし直しております。
それでこれは大へんだというので、それ以後いろいろ計画を立てまして、従来は一等水準点しかとっておりません。一等水準点と申しますのは、約二キロの間隔に水準点を置いている国道に沿っての線路で、それでは十分詳しいことはわからない。それでさらにこまかい二等水準点を入れて詳細に調べる必要があるということになりまして、さっきお話をいたしましたような改測をいたしております。
一つはこの沈下の状態というものを目で見つけているのでありますが、しかし、これがたとえば陸地測量部の一等水準点、こういう基準になるものとこれとどういう関係にあるか、潮位との関係はどうか、今少しく数字的に明らかにしなければならない。