○工藤証人 それは一種船にはほとんどございません。
○田渕委員 そうすると、第一種船のあなたの方の組合と、地区機帆船とのパーセンテージは、大体どんなものですか。たとえば一千隻あるとすれば、四百隻なら四百隻が地区機帆船であり、あなたの方に加入している一種船が六百隻であるとかいう、大よその割合がわかりませんか。
この運用時間に従つて種別したものを見まして、日本の商船像五百四十八隻をこの種別で色わけいたしますと、第一種船、すなわち二十四時間無休で無線装置が働くという船は全体の一四・二%、七十八隻しかございません。第二種甲、すなわち一日のうちの三分の二の十六時間だけ働けば、安全は保てるのだという立案者側のねらいに適合するものが、全体の三五・九%であります。