2013-11-21 第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第6号
第二に、これは同じことというか裏表なんですが、アメリカの一極支配体制がやはり終わりつつあるだろうということです。さはさりながら、まだ唯一のスーパーパワーでありますけれども、かつてのような、冷戦が終わったときのアメリカが唯一世界に君臨する一極支配の国であるという時代はもう終わったと思います。
第二に、これは同じことというか裏表なんですが、アメリカの一極支配体制がやはり終わりつつあるだろうということです。さはさりながら、まだ唯一のスーパーパワーでありますけれども、かつてのような、冷戦が終わったときのアメリカが唯一世界に君臨する一極支配の国であるという時代はもう終わったと思います。
○西田昌司君 今総理がおっしゃったとおり、ちょっとここに私がまとめましたけれども、(資料提示)グローバルトレンド二〇三〇が示している世界観といいますのは、要するに、これから二〇三〇年までの間というのは過去の変革の時代と並ぶ非常に大きな変革の時代だと、その一番大きいのは要するにアメリカの一極支配が終わると、アメリカはトップグループの一つの国にすぎなくなってくると、だから中国との協調をしていくのが最善の
米ソ二極対立というところから、米国一国の、唯一の超大国という形で呼ばれていたかと思いますけれども、米国の世界に対する一極支配という考え方、それに対して、米国に挑戦する国々の台頭、それから地域の統合といったようなものが行われて多極化する、こういった流れがそれぞれあったかというふうに思います。
同時にまた、世界がアメリカの一極支配から多極支配へ移る時代、そして日本の国際経済での地位の低下が懸念される中での難しいかじ取りをなされるという、その勇気に敬意を表したいと思います。 早速、質問に入らせていただきます。 大臣は、せんだっての所信表明の中でこう言われました。中国、韓国、ロシアを初めとする近隣諸国との協力関係を推進し、さまざまな懸案の解決に力を入れる。
アメリカの一極支配が揺らぎつつあります。ブッシュ政権は武力行使を相当大胆にやったのではないかと思います。それで、世界じゅうにアメリカに対する不信感とか嫌悪感というものをまき散らしてしまったんじゃないかと思います。それから今回もう一つ、経済大国としても、みんなが認めていたような気がするんですけれども、サブプライムローン問題に端を発して金融がぐちゃぐちゃになり、世界じゅうに悪影響を与えている。
本法案は、米国の一極支配のための米軍の世界的再編に向けた、米軍の我が国の全土自由使用及び米軍と自衛隊の一体化を進める基地増強と軍事を最優先にする施策にほかなりません。
電通の一極支配構造を維持するための広告掲載業界ぐるみの談合、そういう疑いといいますか、疑惑といいますか、懸念といいますか、そういうものもまた出てくると思うんです。そこで改めて伺いますが、電通の落札率一〇〇%、もしくはそれに近い数字ではないかと思うんですが、これは違うと断言できますか。
だから、そういう意味で、アメリカの一極支配というのは終わろうとしている一つのあらわれがこれだと私は思うんです。 日本として、今までのように、アメリカとさえうまくやっていればほかのこともうまくいくだろうという図式は変えなければいけない。多極化しているわけですね、世界の実態が。大臣は、この中で、これからの外交ビジョンとして、今までのとおりではどうもいかぬだろう。
イラク戦争前に、アメリカの一極支配ということがしきりに言われました。なるほどアメリカは政治、軍事、経済その他において他を寄せ付けない力を持っております。だから世界をリードするのですが、これを見て、これからの世界はアメリカが何でも勝手に決めることになるのではないか、そういう世界になったら困るし危険だという言説がはやりました。今でもかなり根強くあるかもしれません。
一つには、中国という巨大市場でのビジネスチャンスということがあるでしょうし、またもう一つには、アメリカの一極支配体制からの脱却を目指す外交戦略ということも考えられるのではないかというふうに思います。 その中で、昨年秋でしたか、ASEM、あるいは昨年末の中国・EU首脳会議の中で、EUは中国に対して武器禁輸解除への政治的意思があることを表明しております。
今日、非同盟諸国会議は百十四か国が参加して、アメリカの一極支配打破、国連の民主的改革、発展途上国の経済の擁護、核兵器廃絶などの諸課題を掲げて世界政治を動かす力になっております。アジアで非同盟諸国会議のメンバーでないのは、オブザーバーの中国と日本、韓国だけであります。
また、中国もフランスとの共同海軍軍事演習を行っておりまして、極東の米国一極支配が目に見えて変化をし始めているということが私が指摘したい点でございます。
(拍手) 今回のエビアン・サミットは、アメリカの一極支配を許すのか、国連中心の国際協調かということが焦点の一つとなりました。
明石先生にお尋ねしたいんですが、先生は長い間国連で実に有効なお働きをなさったと思うわけですが、今のアメリカの一極支配と言われるような時代に、日本の国連外交というのはこれからどのようにすべきであるのかという点について御助言をいただけたらと思います。
むしろ、その主張をもとにして、国連を改革し、アメリカが一極支配的な形で安全保障をやってきている、その安全保障が非常に危険な状況にありますから、それをつくりかえるために積極的に日本が、アメリカ中心でない、地域の安全を守るための地域的な取り決めとかいろいろな措置を組み合わせる。
さまざまなテーマを持ってきて、もちろんこの機密漏えい事件について、感情的なものも外交的あるいは防衛上の問題で払拭したいという目的を持って来られると思いますが、そのほかに、日米韓のアジア太平洋地域での安全保障体制が今確立されつつありますが、これの組みかえをしていこう、アメリカの一極支配的なアジアにおける軍事的プレゼンスを排除しよう、そういったねらいもある。
なぜならば、アメリカの一極支配を覆すような大国になる国はありそうもないからであります。すなわち、二十一世紀はパクス・アメリカーナの世界であり、アメリカは新しいローマ帝国になるでありましょう。米国ないし他の軍事大国にいたしましても、核戦争の危険を冒してまで追求しなければならないほどの国益はないと思われます。
確実に価値観の一極集中が加速していることの証左であり、価値観の一極支配構造の危険性を含んでいるのではないでしょうか。 価値観の多様性の意義についてはここで言及するまでもありませんが、国家の安全性と創造性豊かな発展性の確保に向けた価値の多極化を図る意味におきまして、首都機能移転の持つ意味は重要だというように考えております。 三番目に、国土の均衡ある、また持続可能な発展についてであります。
冷戦終了後、世界におけるアメリカの一極支配的傾向が強まったと言われる状況が続いておりますけれども、果たしてそれで国際社会の平和と繁栄と安定は保たれるのか、かえって危険な貧困で不安定な事態が強まっているのではないか、一体、同盟国日本はどんな役割を果たそうとしているのかという疑問が強くわいてくるのを禁じ得ません。
長年の歴史というか努力が実って、今回ユーロの出現ということに相なったわけでございますけれども、やはり、そこまでユーロの実現にヨーロッパ各国を走らせたのは、アメリカ一極支配、そして日本の経済力に対しての危機感ではなかったか、それ以外の何物でもないのではないかと私は思っております。