1972-06-12 第68回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第7号
さらにはまた、船自体におきましても、そういう死角をなくするような技術開発をしてもらえないかと、先般、一昨年コリントス号と第一新風丸とが浦賀で衝突いたしましたあとで、やはりこういった議論が出まして、その際に一つの安全対策という中でいまのような問題に対してテレビ・カメラまたはミリ波レーダーを船首部に設けてブリュジで監視することができると、そのレーダーをブリッジで見ておれば死角の範囲がわかると、そういうものが
さらにはまた、船自体におきましても、そういう死角をなくするような技術開発をしてもらえないかと、先般、一昨年コリントス号と第一新風丸とが浦賀で衝突いたしましたあとで、やはりこういった議論が出まして、その際に一つの安全対策という中でいまのような問題に対してテレビ・カメラまたはミリ波レーダーを船首部に設けてブリュジで監視することができると、そのレーダーをブリッジで見ておれば死角の範囲がわかると、そういうものが
先ほどおっしゃいましたリベリアのコリントス号と第一新風丸の衝突事故のあと、運輸省から「緊急安全対策」というものが出されております。
○政府委員(手塚良成君) 一昨年、この浦賀水道でタンカーと外国船が衝突いたしました第一新風丸・コリントス号事件というものがございます。タンカーからの流出量はそれほどではございませんでしたけれども、私どもはこれは将来への一つの警鐘と受け取りまして、この直後に「浦賀水道における海上交通に関する緊急安全対策」というのを運輸大臣名において実施をいたしました。
特に、四十五年の十月三十日に浦賀水道におきましてコリントス号と第一新風丸という船の衝突事故がございました。これは一方はタンカーでございますが、このときの事故が非常に危険をはらんでおりましたことにかんがみまして、それまでにやっておりました行政指導をさらに強化するというような措置をとることにいたしました。
これは、昨年の十月三十日夕刻発生した、リベリアのタンカーと日本の第一新風丸という小型タンカーとの衝突であったわけですが、この直後に緊急安全対策を出しました。この緊急安全対策の中には、将来の抜本的な対策という考え方のものを一緒に併置しております。
昨年十月三十日、浦賀水道におきまして第一新風丸とリベリアのコリントス号というのが衝突事故を起こしております。幸い被害はたいしたことはございませんでしたが、それを契機にいたしまして、従来行なっておりましたところの対策をさらに強化をいたしております。
これは先生つとに御承知かと思いますが、先般、浦賀水道で「第一新風丸」と「コリントス号」が衝突をいたしました際に、やはりそういった諸点について問題がございましたので、とりあえずの緊急対策というような意味におきましても、いま例示いたしましたようなことを中心に考えまして、具体的な当面の対策を指示したわけでございます。