1954-05-19 第19回国会 参議院 水産委員会 第26号
又「だいおう」これは先ほど申上げました主力の七百トンでありますが、これは十二日の夜中の午前一時に花咲の南東約百四十マイルにおきまして漂流中の第三喜保丸、これは約二十トンで十名乗つておりましたが、これを救助し、又巡視船の「てんりゆう」は夜中の午前一時に花咲の南東約百五十マイルに漂流中の第一太平丸、これは十七トンで九名乗つておりましたが、これを救助し、又巡視船の「あぶくま」は同日の夜明方午前五時頃遭難中
又「だいおう」これは先ほど申上げました主力の七百トンでありますが、これは十二日の夜中の午前一時に花咲の南東約百四十マイルにおきまして漂流中の第三喜保丸、これは約二十トンで十名乗つておりましたが、これを救助し、又巡視船の「てんりゆう」は夜中の午前一時に花咲の南東約百五十マイルに漂流中の第一太平丸、これは十七トンで九名乗つておりましたが、これを救助し、又巡視船の「あぶくま」は同日の夜明方午前五時頃遭難中
これは若しおわかりにならなかつたらお答えにならなくともいいのでありますが、非常に水産委員会としましても、又水産庁にしろ、外務省にしろ心配している問題なのですが、本年の二月の五日、第一太平丸、以西底曳ですが、これはやはり十二名の乗組船員が拿捕されてそのまま帰つて来ない。本年のずつとあとから拿捕された皆さんは一応とにかく釈放されている。
六十七人の内訳は大体今年の二月に捕まりました第一太平丸という船、これは十二人未帰還であります。三月に捕まりました松福丸、六人の未帰還であります。それから極く最近に第七あけぼの丸という船が捕まりまして、これが二十五人、そのほかに香焼丸、この船員が二十四名捕まりまして、合計六十七人がまだ未帰還という実は状況でございます。
○千田正君 我々このたび福岡或いは長崎或いは広島、それから今の李承晩ラインと称される公海に対してのいろいろな調査をして参つたのでありますが、博多におきまして未帰還のいわゆる船員の船主その他からいろいろ事情を聴取したのでありますが、そのうち只今長官の御説明になりました、本年の二月頃拿捕された第一太平丸、それから松福丸ですか、これらの船員が帰されないと、その理由は今も長官がおつしやられた、いわゆる領海侵犯
なお本年に入りましてから拿捕されて未帰還のものは、二月の五日に拿捕されました第一太平丸、乗組員十二名、これと三月の十日拿捕されました松福丸、乗組員六名でありまして、李承晩ライン侵犯の理由をもつて取調べを受けておりますものは第一太平丸のみであります。なお松福丸の方は領海侵犯及び密貿容疑で逮捕されておるものであります。四月以降におきましては拿捕されたものはないのであります。
ただ一番あとにと申しますか、最近に事故が起りました第一太平丸というのの乗組員あるいは船体の所在が不明でございますので、この点はすでに外務省を通じまして、この所在を知るべく、目下交渉を進めておる次第であります。
それから二月四日には御承知のように第一、第二大邦丸、只今の射殺事件がありまして、二月五日には第一太平丸という船が済州島の西の二百五十三区で拿捕されまして北のほうへ連行されたということを、僚船の第二太平丸が帰つて報告いたしております。これも外務省へお願いしてあります。以上が韓国の拿捕の大要であります。簡単に申上げます。
その翌日の二月五日にはやはり遠洋底びきの第一太平丸、これは十二名乗つておりますが、これが二五三区、そこでやはりつかまりまして、これは脱出して帰つております。