2007-05-10 第166回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
今後とも、そういう形で努力を重ねながら、そして一大輸出産業に発展できるような、そういう取り組みを強化していきたいと思っております。 もちろん知的財産権、やはりすぐれたものがすぐれた形で世界に出ていくことができる。ところが、それが守れずに相手に利用されてしまったのでは、これはやはり全然逆効果でございまして、そういった点で知的財産権との兼ね合わせというのは非常に重要でございます。
今後とも、そういう形で努力を重ねながら、そして一大輸出産業に発展できるような、そういう取り組みを強化していきたいと思っております。 もちろん知的財産権、やはりすぐれたものがすぐれた形で世界に出ていくことができる。ところが、それが守れずに相手に利用されてしまったのでは、これはやはり全然逆効果でございまして、そういった点で知的財産権との兼ね合わせというのは非常に重要でございます。
そしてもう一つ、輸出ということにつきましても、私自身そう思っていますが、必ず一大輸出産業に日本の農産物、農業というのは発展できる。それはいろいろ言いますとちょっと時間がかかりますから言いませんが、そのようなものを持っているという確信を持っております。そういった意味でも、これを輸出ということをこれだけ打ち出した過去の施政方針演説というのはなかったのではないか、そう思います。
だから、今まで気が付かなかった点、自分たちの力というものは大きなものがある、こういったものを生かして大きく一大輸出産業に発展していくことは私は可能であると。だから、夢を持ってみんなでそこはしっかり取り組もうと。若い農家の方々も本当にそういう大きな意欲を持っておられる方々が一杯おられますから、ひとつそういった意味の戦略と。
その戦略産業としての方向性の中で、では、具体的にはどういったことがその中身としてあるのか、こういうことでございますが、まず一つには、この農産物、農林水産物全体でもございますが、なかんずく日本の農産物、これを一大輸出産業化していく、このようなことを一つの大きな方向として求めてまいりたい、こう思っております。
それはもう否めない事実だと思いますし、そういった意味で、私はそのすばらしさを生かして、世界の市場で大きな価値を獲得することができる、ある意味では一大輸出産業に発展することも可能である、こう思っております。
そして、活動を重ねますうちに、日本の農業、農産物は、私は、間違いなく一大輸出産業に発展することができる、また、それによって電化製品や輸送や販売など関連の業種も含めて大きな発展を遂げることができる、そういう強い確信を持つに至りました。この判断を裏づける事実関係でありますけれども、もう既に総理はこのことはよく御承知でございますが、幾つか事例を挙げてみたいと思います。