1953-03-12 第15回国会 参議院 外務委員会 第20号
それでありますから、この点はこの際一つ外務大臣、ここに御出席になつておらないが、お帰りになつて十分御協議の上、在外公館の大公使に改めて特別にこの際、これは初めてですよ、いわゆる一大訓令と申しますか、そういう緩慢な態度を一掃するところの戒告、訓令というものをなにして、我が国が国際的にこれは直面している、容易ならない事態になにしている。
それでありますから、この点はこの際一つ外務大臣、ここに御出席になつておらないが、お帰りになつて十分御協議の上、在外公館の大公使に改めて特別にこの際、これは初めてですよ、いわゆる一大訓令と申しますか、そういう緩慢な態度を一掃するところの戒告、訓令というものをなにして、我が国が国際的にこれは直面している、容易ならない事態になにしている。
これを拒否しておりますると、彼は反軍論者なりと認定いたしまして、憲兵の尾行までもつかれるように相なり、とにかく当時の軍需大臣東條英機が一大訓令のようなものを出しまして、むりやりに日発に占拠させるに至らしめてしまつた。爾来この日本水力工業株式会社というものは全財産が大牧発電所であつたのをとられてしまいまして、ほとんど会社は有名無実になり、今日に至るまで一銭の補償も受けておらぬような状態であります。