2014-02-20 第186回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
一九八〇年代に行われたタイの東部臨海開発では、日本のODAにより、水源もほとんどない漁村を一大工業団地に成長させました。そして、トヨタ、ホンダ、スズキ、三菱などの日本企業がタイに進出し、タイで生産した製品が世界各地へ輸出されるようになりました。日本のODAが、タイを新時代へと導き、日本とタイの関係をも変えた好事例と言えるプロジェクトだと思います。
一九八〇年代に行われたタイの東部臨海開発では、日本のODAにより、水源もほとんどない漁村を一大工業団地に成長させました。そして、トヨタ、ホンダ、スズキ、三菱などの日本企業がタイに進出し、タイで生産した製品が世界各地へ輸出されるようになりました。日本のODAが、タイを新時代へと導き、日本とタイの関係をも変えた好事例と言えるプロジェクトだと思います。
そこで、県は、従来、重要港湾小名浜港の整備を中心に、これに隣接する背後地に一大工業団地をつくり、石油コンビナート建設計画を進めてまいりました。ただし、現在の段階は、いまだペーパープランの域を出ず、団地造成予定地はほとんどが山林原野であります。ところで、この山林原野の地下一帯は、常磐炭田唯一の主力炭鉱である常磐炭鉱の生命線ともいうべき貴重な鉱区であります。