1991-04-24 第120回国会 参議院 本会議 第21号
特に、地価の高騰によって大都市圏を中心にサラリーマンなど庶民から持ち家の夢を奪ったことは、戦後の政治史上に一大失政として記録されるに違いありません。 第三に、財源難と財政再建を理由として厳しい歳出の抑制を図り、社会保障費を初め国民生活にかかわりの深い経費に大なたを振るう一方で、世界的な緊張緩和の潮流に逆行して防衛関係費を突出して増額させ、軍事大国化を推し進めたことです。
特に、地価の高騰によって大都市圏を中心にサラリーマンなど庶民から持ち家の夢を奪ったことは、戦後の政治史上に一大失政として記録されるに違いありません。 第三に、財源難と財政再建を理由として厳しい歳出の抑制を図り、社会保障費を初め国民生活にかかわりの深い経費に大なたを振るう一方で、世界的な緊張緩和の潮流に逆行して防衛関係費を突出して増額させ、軍事大国化を推し進めたことです。
このことは、とりもなおさず、政府の暴力追放に対する根本理念と確固たる方策の欠除を意味するものであり、池田内閣は申すに及ばず、歴代内閣の一大失政であります。 本法案は、昨年の第四十三回国会にも提案されておりまして、今回の提案は三回目のものであります。
それをただその法案によってしばるといっても、それは実に愚の骨頂であって、それよりもとの関税率を高めるなり、英国における、あるいは西独におけるように、この輸入の油に対しての関税を相当高くして、そうして今日までの石炭のあり方を救わなかったということは、私は一大失政であると考えざるを得ない。しかし今日までのありさまがよかったとお考えになっておるか。あなたの率直なる信念を承わっておきます。
第一に私の指摘したいのは、日華条約それ自身が吉田内閣の一大失政であったということでございます。サンフランシスコの講和会議に当りましては、中共を相手にするか、台湾の蒋政権を相手にするかということにつきまして、英米両国の間に意見の一致がございませんでした。それは結局日本政府に両者いずれを選ぶかということがまかされたのであります。
私は各市町村に教育委員会制度をしいたということは、一大失政だと思つております。後日必ずこれは大きな弊害を起すということは、火を見るより明らかだと思つております。一方しかしすでに委員の選挙をやりまして、態勢を整えたという今日になりますれば、これを廃止するということは実際上非常な困難な問題にぶつかつて来ると思います。つまりにつちもさつちも行かぬことになつてしまつたと思うのであります。
併し総理がどうしても応じられませんならば問題を変えますが、今回の統制撤廃に対します政府の態度というものは、これはもう皆さん方よく御承知の通り、総理もよく御承知の通りでありまして、このように生産農家は勿論、国民の多大の不安と動揺を惹起いたしましたことは、吉田内閣の最近の一大失政であると私たちは思うのであります。