1954-04-20 第19回国会 衆議院 地方行政委員会 第48号
この労働組合の個々の行き方がいいとか、悪いとかいうことを直接、私どもから言うということは、むしろ対立あるいは闘争というものを激化させることになりまして、非常に差控えるべきことであるという立場をとつておりますので、その点御了承願いたいのでありますが、春季労働攻勢ということで三月、電産、炭労あるいは国鉄の首切り反対、こういうものを中心として、あとに造船、鉄鋼、あるいは官公労というようなことで非常な一大労働攻勢
この労働組合の個々の行き方がいいとか、悪いとかいうことを直接、私どもから言うということは、むしろ対立あるいは闘争というものを激化させることになりまして、非常に差控えるべきことであるという立場をとつておりますので、その点御了承願いたいのでありますが、春季労働攻勢ということで三月、電産、炭労あるいは国鉄の首切り反対、こういうものを中心として、あとに造船、鉄鋼、あるいは官公労というようなことで非常な一大労働攻勢
政府でもすでに予知されておられることと思いますが、この十月下旬ころから、電産、全逓を初め、全官公廳労働組合が中心となつて、一大労働攻勢が展開されんとしておるのであります。その目的とするところは、さきに政府の発表した千八百円の平均賃金では、とうてい現在の生活を支えていくことができないという、深刻なる経済問題から出発しておるのであります。