1967-05-23 第55回国会 参議院 大蔵委員会 第10号
そうなってくると、どこに一体輸出増進の条件がありますか。すべて東南アジア方面じゃないですか。欧州方面はEECでだめです。そうなってくると、これも私はそんな貿易は楽観的なものじゃないと思うのです。 そういうことを考えてくると、国際収支というものはやはり貿易外収支あるいは資本収支によってこの穴埋めをしていくよりしかたがない。これは本筋じゃない。
そうなってくると、どこに一体輸出増進の条件がありますか。すべて東南アジア方面じゃないですか。欧州方面はEECでだめです。そうなってくると、これも私はそんな貿易は楽観的なものじゃないと思うのです。 そういうことを考えてくると、国際収支というものはやはり貿易外収支あるいは資本収支によってこの穴埋めをしていくよりしかたがない。これは本筋じゃない。
このために、せっかくのプラント輸出の機会をみすみすのがしてしまう、こういう例がこのほかにもかなりあるようでございますが、このような状態では、政府は一体輸出増進にほんとうに熱を入れているのかどうか、実際これは疑わざるを得ないのであります。そこで支払い条件で長期の延べ払いを要求するのは、主としてこれは低開発国でございます。