1970-05-06 第63回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
そういう段階になったときに、一体総合農政の中で農基法の大きなねらいであるところの農工間の格差というものがどういう形ではかられようとするのか、その点お伺いいたしたいと思います。
そういう段階になったときに、一体総合農政の中で農基法の大きなねらいであるところの農工間の格差というものがどういう形ではかられようとするのか、その点お伺いいたしたいと思います。
一体、総合農政とは何でありましょう。日本経済の高度成長に伴って、農政問題は、一農林省だけでは片づかぬ、通産省、労働省、経済企画庁、大蔵省その他とに関係があるので、これら各省の考えを総合しようというのでありましょうか。それとも、農産物の輸入の自由化をアメリカから強く要求されるので、外国農業、特にアメリカ農業の一環としての日本農業、それを総合的に考えようというのか。
そこで大臣にお聞きをしたいんですが、一体総合農政というのはどういうものなのか、なぜいまになって総合農政ということが強調されなければならぬのか、そういうことについてまずお聞きをしたい。
一体総合農政というものはどういうことなのか、ひとつ簡単にあなた説明してください。
一体総合農政をやって、いきなり百七十万トンの自主流通米、それだけはけるかどうかということも問題がある。しかし、まあ政府の言うとおり百七十万トン全部はけたとしても、それを一括しても、これはいま勘定したように四十三年度と比較して九十万トン不足しているわけです。
それで政府は、今回総合農政をやるというようなことを申しておりますけれども、一体、総合農政というものはどのような方向で進んでいくのか。前にも河野農林大臣のときに適地適産を進めると言いながら、これはさっぱりその成果が上がっておらないようでありますが、農林大臣としてはどのような考えを持っておるか、お尋ねを申し上げます。
一体総合農政というもの、これは総理大臣の施政方針演説の中にもあったけれども、どうなっておるかわからぬという、こういうような状態であるということは、私はあまりにも農林行政に対して不親切ではないかと思う。政府は、総合農政ということを国民の前に示した以上は、われわれはこういうような具体策を持っておる、日本の農政を確立するのだ、こういうことを示すことが親切なゆえんだと私は考えます。
一体、総合農政というのはどういうことを言っておるのか、いままでの農政は何だったのかということについて、農林大臣、御説明願いたい。
一体、総合農政、総合農政というけれども、総合農政って何ですか。ちょうど総合予算主義みたいなもので、何でも総合といえばいいかと思っているようだけれども、一体、総合農政って何ですか。