2005-02-23 第162回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
そうすると、貯蓄と投資のバランスが変わりますと、経常収支の動向とか経済のマクロ的な姿が大きく変わるものですから、それがどのような方向で描けるのかというようなこと、それにあわせて、貯蓄の動向によって一体社会資本というのをどのぐらいつくっていく力が私たちの社会にあるのか、そういうことも大きなテーマになります。
そうすると、貯蓄と投資のバランスが変わりますと、経常収支の動向とか経済のマクロ的な姿が大きく変わるものですから、それがどのような方向で描けるのかというようなこと、それにあわせて、貯蓄の動向によって一体社会資本というのをどのぐらいつくっていく力が私たちの社会にあるのか、そういうことも大きなテーマになります。
私は、これは建設委員会で建設大臣にもよく申し上げるわけでありますけれども、我が国の社会資本がいかにおくれているか、そういう状況の中でいつ一体社会資本の整備ができるのだろうか、そういうように考えますときに、日本が急速にこれから高齢化社会に向かっていく、そういたしますと、まさに今世紀中にこそ社会資本の整備はやっていかなければならぬ、今のうちにやらなければ来世紀に入ってもできないではないか、こう思うわけです
もちろん鉄道輸送ということもこれはございますけれども、長距離はやはり海運ということになってくると思いますし、またそういう方向をたどらなければならぬと思いますが、これも森中さんのいろんな御議論の中に出てきておりますように、一体社会資本をどういうふうに配分するか、港湾にどういうふうに配分するか、あるいはまた道路にどうするのかというような、経済社会基本計画というものが何もかにもみなしょい込んで、これを一ぺんどういうふうな
さて、これから経済成長率がいままでのごとくでないということになって、その中において一体社会資本と社会保障、振替所得をどちらに重点を置くか、たいへんむずかしい選択なんですが、原則的にはやはり社会資本という面に重点を置くという考え方でいまやっておりますが、しかし、これは先ほど申し上げたとおり、やはり社会的消費というものを、今後国民のやっぱり価値意識なんかがだんだん変わるから、むしろそのほうへ重点を置くべきじゃないか