1973-07-19 第71回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第21号
一体、畜産事業団がかかえておる脱脂粉乳の量というのは、金額的に数量的にどれほどあるのか。あるいはまた、それに対する年間の金利、倉敷料は幾らかかるのか、その点をひとつ御説明を願いたいと思います。
一体、畜産事業団がかかえておる脱脂粉乳の量というのは、金額的に数量的にどれほどあるのか。あるいはまた、それに対する年間の金利、倉敷料は幾らかかるのか、その点をひとつ御説明を願いたいと思います。
買い上げだけはいつもやってやって、そしてあとは町となれ山となれということなら、これはメーカー保護のために一体畜産事業団というものはあるのかということに結論はなるじゃないですか。しかも、国の相当な援助をもって買い上げをしてやる、その買い上げをしてやるものが農民の乳価のほうへしわ寄せされたのをわれ関せずえんで、買い上げだけしてやるなんということは、私は意味がないと思う。
それならば、一体畜産事業団などをつくった意義はどこにあるのか。少なくとも事業団をつくった意義というものは、そういう乳価を値下げしない、その場合はメーカーのめんどうは国で見ましょう、そのかわり、農民の乳価に対しては保護してやろうというのが、根本的な考え方じゃないですか。買い上げ措置はとってやった、復元は一つも要求しない、行政干渉はしない、それでは、まさにメーカーの救済機関ではないですか。