1975-10-18 第76回国会 衆議院 本会議 第7号
これで一体不況対策と言えるのかどうか。これは毎年出しているのです。そうして二兆円の枠の中に入れておる。まさに羊頭狗肉もはなはだしいと言わなければなりません。 あるいはまた、零細預金の利子引き下げです。これは三木さん、総理として、また政治家として許されないと思うのです。あれだけこの前の国会で目減り問題が問題になっておる。それは経済的に言えばそうかもしれませんが、政治的に言うと、まさに不公正の拡大。
これで一体不況対策と言えるのかどうか。これは毎年出しているのです。そうして二兆円の枠の中に入れておる。まさに羊頭狗肉もはなはだしいと言わなければなりません。 あるいはまた、零細預金の利子引き下げです。これは三木さん、総理として、また政治家として許されないと思うのです。あれだけこの前の国会で目減り問題が問題になっておる。それは経済的に言えばそうかもしれませんが、政治的に言うと、まさに不公正の拡大。
小笠原通産相は提案理由の説明で、本改正案が不況対策としてカルテルを許すものであるように言つておるが、労働者には首切り、賃下げ、低賃金を、農民には高い肥料を、中小企業には赤字を与え、倒産を引起させるのが、何の一体不況対策であるか。而も通産大臣が常々唱えておる輸出振興は、これでは一体どうなるのか。あやぶまれるのであります。