1950-09-19 第8回国会 参議院 農林委員会 閉会後第2号
○片柳眞吉君 もう一つ、雑穀を外すということは、別の言葉で言えば主として畑作の農業ですね。これを統制を外すということになる。これはいろいろ私も農村省在職中の貧弱な経験なり、或いはアメリカ等へ行つたりして、向うの連中の見方は、日本農業は畑作の方がまだ増産の可能性の余地があるのではないか。勿論米についてもあるでしようけれども、先ず相当の水準に来ている。
○片柳眞吉君 もう一つ、雑穀を外すということは、別の言葉で言えば主として畑作の農業ですね。これを統制を外すということになる。これはいろいろ私も農村省在職中の貧弱な経験なり、或いはアメリカ等へ行つたりして、向うの連中の見方は、日本農業は畑作の方がまだ増産の可能性の余地があるのではないか。勿論米についてもあるでしようけれども、先ず相当の水準に来ている。
征つて農家はそこで雑穀の割当があつたが、これは一つ雑穀の割当は米でカバーしようというふうなことで、米の方で出す計画を立てるのもあります。或いは又、米の割当が重いからむしろ雑穀を増産して、雑穀で出そう、こういうふうなことで計画をする所もあります。そこが個々の地方なり或いは個々の農家によつて事情が違つておりますというふうな考え方になつております。
それからもう一つ、雑穀と絡みましてお伺いをいたしで置きたいのでありますが、この間文書による説明でも、芋の政府の買上げようとする量は、甘藷、馬鈴薯を含めて四億を超えるのですか、四億でしようか。四億と押さえられておつたといたしますと、これは従来の政府の買入数量の三分の一見当になるものでしようか。