2013-11-15 第185回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
その中で、これまで四半期ごとの成長を引っ張ってきた輸出、それからもう一つ個人消費は、若干特殊な要因があって、伸びがとまっているなり一時的な現象が出ている。
その中で、これまで四半期ごとの成長を引っ張ってきた輸出、それからもう一つ個人消費は、若干特殊な要因があって、伸びがとまっているなり一時的な現象が出ている。
その一方で、それがなかなか賃金に反映されにくい構図になって、まあ若干は上がっておりますけれども、収益が非常に高く上がっているほど賃金になかなか反映されていない、そういう課題がございますので、なかなか、実感なき経済成長というようなこともありますし、もう一つ個人消費が振るわない。
○牛嶋正君 もう一つ個人消費の動向について考えておかなければならないのは、今私は個人消費を決定する場合に可処分所得の水準が非常に影響を与えると申しましたけれども、同時に個人の保有する資産価値、これも個人が消費を決定する場合にかなり影響を与える要素でございます。
それともう一つ、個人消費の方も物価が比較的安定しておるということでございまして、確かに今までのように額の大きな伸びというのはございません。多少へっこんでいるところもありますけれども、しかし数の面では余りへっこんでおらないということでございまして、底がたく推移しておるというふうに申し上げることができるであろうと思っております。
そこが一つ個人消費などにも効いてきたのではないか、そういうふうに考えております。
それともう一つ、個人消費の問題でありますけれども、これもある意味では限度に来たのじゃないか。きのう私もいろいろゆっくり考えてみたのですけれども、実際に大臣もわれわれも一体何を買うか。家は家でそれなりにある。テレビだ、電気洗たく機だ、その他の耐久消費財も、テレビも大体五、六年か七、八年で悪くなりますので買いかえるけれども、そんなにはこれも要るものじゃないわけですね。
しかしながら、非製造業——卸、小売、運輸、通信、電力その他の非製造業の設備投資は非常に活発であったということ、これが一つと、それからもう一つ、個人消費におきましても都市勤労者家庭の個人消費は今回と同じように大きく冷え込んだわけです。冷え込みましたけれども、昭和四十年当時は、都市勤労者家庭の十倍に相当する農村消費の非常に大きな伸びがあったということ。
それからもう一つ、個人消費の問題ですけれども、個人消費は順調に進んでおるというような見方であった。これも恐らく百貨店の売り上げというようなことが基礎のデータになるのじゃないかと思うのですけれども、確かに二月、三月については非常に上がった。あとは大体五%程度になっておる。しかし、これも金額的には前年よりも伸びているという実態はございますけれども、実際に物として考えた場合には余り伸びておらぬわけです。
その点が一つと、もう一つ、個人消費比率が非常に低いですね。個人消費の比率五〇%以下ですよ。大体四十年度五三%ぐらいでしょう。昭和二十八年は六一%ぐらいですから、これは六一%以上にしませんと、私は設備過剰、消費不足の問題は解決しないんじゃないかと思う。個人消費率の問題。それから、もう一つは、経済見通しを立てたら一応それに近づくような努力をすべきじゃないか。これは前にも論じたんです。
もう一つ、個人消費と輸出の増大がございます。