1980-04-10 第91回国会 衆議院 地方行政委員会 第14号
○三谷委員 交付税制度というものが財政収入額が需要額に満たない額を補てんするという制度のものであることは言うまでもありませんが、そこでこの問題は、やはり交付税法の原点に返って議論しませんと、一つ一つ既成事実を積み上げていって、そして、その積み上げたところが議論の出発点になったのでは、この問題の本旨がずれてしまいます。
○三谷委員 交付税制度というものが財政収入額が需要額に満たない額を補てんするという制度のものであることは言うまでもありませんが、そこでこの問題は、やはり交付税法の原点に返って議論しませんと、一つ一つ既成事実を積み上げていって、そして、その積み上げたところが議論の出発点になったのでは、この問題の本旨がずれてしまいます。
そういうことで、常に常に日本が申し入れながら、口上書で言いながら、何にも解決しないまま韓国は一つ一つ既成の事実というものを積み上げてきているのが事実じゃありませんか。
実質的には警職法は通らないけれども、国民の声がうるさいから、一つ一つ既成事実はどんどんどんどん作っていって、警職法の裏づけになるようなものをちゃんと作って、のっぴきならない既成事実の上に立ってさらに警職法を変えるというような構想も考えられるわけです。これはやはり国民の世論に対して私は忠実な道じゃないと思いますが、この点いかがお考えですか。
伝えられる校長や教頭の非組合員化の立法措置への足固めを、こうして一つ一つ既成事実として作り上げて行っておるのではないか、この点もはっきりしていただきたいと思うのであります。
只今のお答えで一つ一つ既成事実を積み重ねて行つて、一面国際情勢を見ながらということに要約されると思うのであります。それはまあそれ以外に政府から見れば道はないようにお考えになるかも知れませんが、私は煎じつめて行つて更に念を押してお承わりしたいことは、今の戦犯釈放の問題、漁業問題、それから貿易一般の問題、そういう問題の一つ一つを片付けて行くということは勿論必要であります。
第四点として、私はこの際、政府に確かめておきますが、政府は本国会の休会を待つて、勝手な協定なり取極なりを秘密やつてのけ、一つ一つ既成事実を作り上げ、国民にこれを強要する腹がまえではないか。そうでないと言うかも知れないが、現に今度の文書の交換をこの手でやつたではないか。又、曾つて日米安全保障条約に伴う行政協定をこの手でやつたではないか。これは世界各国における売国政権の常套手段であります。