1952-06-04 第13回国会 参議院 地方行政委員会 第45号
かくのごときいわゆるンヤウプ勧告に基きまして立てられましたる原則を成るべく守つて行きたいというのが地方財政委員会の意見であります。併しなら実際の実情がだんだん変りつつありますので、これらの原則につきましても又各般の調整をし多少の変更を見ることは止むを得ない場合があるかと思いまするが、原則論といたしましては、あの原則を守つて行くことが必要であると考えておる次第であります。
かくのごときいわゆるンヤウプ勧告に基きまして立てられましたる原則を成るべく守つて行きたいというのが地方財政委員会の意見であります。併しなら実際の実情がだんだん変りつつありますので、これらの原則につきましても又各般の調整をし多少の変更を見ることは止むを得ない場合があるかと思いまするが、原則論といたしましては、あの原則を守つて行くことが必要であると考えておる次第であります。
○堀末治君 今の御答弁ですと、例外的の規定を設けた、これは課税のことですから多少の伸び縮みはもつともだと思いますけれども、私は、かくしてあのンヤウプ勧告によつて大骨を築いた、大骨にゆるみを来たす、或いはゆがめられるという傾向が生ずるのではないか。現に昨日はあなたはいらつしやいませんがわざわざ要するに通産省の政務次官が出て、そうしてこれに対して又これこれも入れろという御意見もあるのであります。
その意味におきまして衆議院の方で修正が可決したのでございますが、衆議院の方の御意向としましても、いわゆる準備期間はもう少し長く置いた方がいいのじやないかと、この半年で急に準備して文意に取るというようなことも工合が惡いからということでお延ばしになつたようなことになつておるのでありまして、我々といたしましては、やはり附加価値税というものはンヤウプ勧告案の税制の主たる税の一つでございまして、あの体系を崩さずに